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ヒグマ最前線

猟銃所持許可を取り消されていたハンター、押収された銃が廃棄されたとして、国と道に損害賠償を求め裁判へ

クマの駆除をめぐり、猟銃所持の許可を一時取り消されていた砂川市のハンターの男性が、押収されていた銃が廃棄されたとして、国と道に損害賠償を求め、新たな裁判を起こしました。

北海道猟友会 砂川支部 池上治男さん
「まさか廃棄していると誰も思わなかった。私も全く頭になかった」
「考えられないことが起きたなと思いました」

国と道を相手取り、損害賠償を求めて札幌地裁に訴えを起こしたのは、北海道猟友会砂川支部の池上治男さんです。

2018年、池上さんはクマを駆除する際、建物側へ発砲したとして、道公安委員会から翌年に銃を持つ許可を取り消されましたが、最高裁は今年3月、ハンターの公益性を評価し、道公安委員会の処分は「違法」と判断しました。

その後、道公安委員会は、池上さんに猟銃1丁を返還したものの、別の1丁は札幌地検が廃棄していました。

札幌地検は銃の廃棄について「池上さんから『所有権放棄書』を受理して、適正に処理した」としています。

これを受けて池上さんは、廃棄された銃の代金や慰謝料など、合わせておよそ43万円の損害賠償を、国と道に求めています。

池上さんの代理人 中村憲昭弁護士
「恣意に基づかない『所有権放棄書』なるものを書かせて、それで銃を捨てさせようとした点において、これは違法であると考えています」

池上治男さん
「撃ったことでさえ、人のためにやっていたのに、何の問題もなかったのに、なんで銃を取り上げるんだという話」
「それ以上に、何でその銃を廃棄するんだと」

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