たわわに実った稲穂 豊作を期待の農家に激震【概算金4割 引き下げ】「生産コスト回収できない」
2026年 8月21日 15:50 掲載
農協がコメ農家へ支払う概算金について、去年のおよそ4割にあたる引き下げを決めたことがわかり、農家には懸念が広がっています。
黄金色に実った稲穂。
旭川市のこちらの田んぼでは今月末にコメの収穫を控えています。
山川農園 山川竜生さん
「温度も高かったので進みは早いですね」「(Q、結構もう全体的に色ついてますよね)はい」「今年は天候に恵まれてて、平年より生育が進んでいる状況で、実りもいい状況にあるので豊作状況にはあると思います」
一面に広がるたわわに実った稲穂を見て期待に胸をふくらませる一方、心中は穏やかではないようです。
山川農園 山川竜生さん
「正直、概算金の金額出て驚きしかないですね。それ(去年の生産コスト)を下回るとは思っていなかったので、大変残念な結果ですかね」
関係者によりますと、今年秋に収穫を予定しているコメ農家へ支払う概算金について、玄米60キロ当たり「ゆめぴりか」で1万8500円。
「ななつぼし」は1万7000円になったということです。
去年の概算金の玄米60キロ当たり「ゆめぴりか」3万円、「ななつぼし」2万9千円と比べると、1万円以上・約4割近く引き下げたことになります。
概算金を決めているホクレンは大幅な引き下げについて、去年はコメ不足で異例の高値となりましたが、在庫が多く残ってしまい、今後の消費の先行きが見通せなくなったことを理由のひとつに挙げています。
一方、農家からは肥料などの生産コストがあがっていて、今回の概算金では費用を回収できないとしています。
山川農園 山川竜生さん
「生産コストがまだまだこれから上昇していく中で、やはりそれを下回る価格で経営するというのはありえない話なので、なんとかそこの対策をしてほしいというのが生産者の願いではありますね」



















