「無念の和解」福島第一原発事故の避難者ら、東電と和解成立 国への損害賠償請求を取り下げ
2026年 8月26日 10:40 掲載
福島第一原発事故で道内へ避難した人たちが国と東京電力に損害賠償を求めた裁判の控訴審できのう(25日)原告団と東京電力との和解が札幌高裁で成立し国への訴えを取り下げたことがわかりました。
控訴していたのは福島県などから道内に避難した66世帯の176人で、国と東京電力に1人当たり825万円の慰謝料などを求めていました。
札幌地裁は2020年の判決で国と東電の責任を認めましたが、損害賠償については一部の原告にのみに支払うよう命じ、原告、被告ともに控訴しました。
きのう(25日)原告側は東電から反省や謝罪があることを理由に東電と和解し、国への訴えを取り下げたことを明らかにしました。
原発事故・損害賠償北海道訴訟 原告団 中手聖一団長)
「和解の内容は、私たちの筆舌尽くしがたい苦難には報われないものでしたが、これ以上の疲弊に耐え切れないと判断しました。まさに身を切られる思いで、無念の和解となりました」。



















