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十勝岳「噴火警戒レベル3」に影響広がる ホテルではキャンセル30件、上富良野町は災害対策本部設置

大雪山系の十勝岳の噴火警戒レベルが、道内で初めて入山規制を示す「3」に引き上げられました。秋の行楽シーズンを前に影響が出始めています。

石崎正文記者「上富良野と美瑛をつなぐ道道です。看板には『十勝岳噴火警戒 通行止』と書かれています」

12日に噴火警戒レベルが「3」に引き上げられた十勝岳。上富良野町は、火口からおよそ3キロの場所にある吹上温泉の白銀荘に「避難指示」、十勝岳温泉の凌雲閣とカミホロ荘に「高齢者等避難」を発表しました。

観光への影響は、火口から離れたエリアでもすでに出始めています。
美瑛町の白金温泉にある宿泊施設では、レベル3に引き上げられてからキャンセルが相次いでいます。

美瑛白金温泉ホテルパークヒルズ・齊藤信道総支配人
「12日にレベルが上がったことによって問い合わせの電話。12日から13日にかけての予約のキャンセルの数を調べると30件ほど出ています」

噴火への警戒が高まったことで、住民にも不安が広がっています。

上富良野町民「観光も農業も時期によっては被害の度合いが違う部分が出てくるかなと思うので、注視しながら生活していきたい」

町も噴火に備えて災害対策本部を設置。

上富良野町総務課危機管理室・辻秀人室長
「万が一、火山噴火が発生した場合のレベル5(最大)になると5000人ぐらいの避難者が出ると想定している。それに備えて日頃から備蓄体制を整えている」

専門家は、規制範囲の外で活動するのは問題ないものの、すぐに避難できるよう注意が必要だと話します。

北大地震火山研究観測センター・青山裕教授「現地でも何かあった時、例えば車を駐車する時の向きを、何かあったら前向きにスーッと出られるように止めておく」

気象台は、いまの火山活動のまま山に雪が積もると、雪が溶けだしてふもとに泥流となって押し寄せる可能性があるとして、警戒レベルを「4」に引き上げるとしています。

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