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食料品の消費税1%を閣議決定 10%が続く店内飲食業に広がる不安 札幌の鉄板スパゲティー店は

政府は、来年春から2年間飲食料品の消費税率を1%に引き下げる方針を閣議決定しました。これに対して、店内飲食による消費税は10%で据え置き。飲食店からは客足への影響を懸念する声が上がっています。

札幌市中央区の鉄板スパゲティ専門店。ランチタイムは、若者やサラリーマンなど多くの客で賑わいます。
熱々の鉄板でいただくのは、店内仕込みの豚ロースカツが乗った「カツスパ」。5種類の野菜をふんだんに使ったミートソースがこだわりです。

鉄板スパゲッティーズ108・野田隼土オーナー「この近辺だったらコンビニも多いので、外食離れがどうなっていくのか心配は多少あります」

政府は15日の臨時閣議で、飲食料品の消費税率を8%から1%に引き下げる方針を決定しました。期間は来年4月から2年間限定で、店内での飲食は減税対象外。税率は10%のまま据え置きとなります。

鉄板スパゲッティーズ108では、店頭価格に容器代をプラスした値段でテイクアウトやデリバリーも行っていて、減税に合わせてそれらの価格も下げる予定だといいますが、客足への影響に不安は否めません。

鉄板スパゲッティーズ108・野田オーナー「店内の方を優先的に考えているので、あくまでテイクアウト全振りではなく、テイクアウトのメニューを増やすくらい」

懸念は収入面だけではありません。店が国へ納める消費税は、売り上げの消費税から仕入れ時に支払う消費税を引いた金額。
輸送費の高騰などで仕入れ先の業者が原材料費を据え置いた場合、売り上げの消費税10%はそのままに、仕入れで支払う消費税が1%に下がるため、店側の納税額が増加することになります。

鉄板スパゲッティーズ108・野田オーナー「お付き合いのある野菜屋さんなどに聞いたら『価格を7%下げるしかないよね』とは言っていたが、ベースの値段が上がるならどうしようもなく、何とも言えない。テイクアウトと店内では提供の形にかなり大きな差があるので、そこを強みとしてやっていこうかなと思っています」

政府は10月に召集される臨時国会で関連法案を提出する方針です。

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