北海道がフグの一大産地に 水揚げ量は10年前の9倍 飲食店や道の駅で名産品を目指す動き
2026年 9月18日 18:42 掲載
道内で近年水揚げ量が増加しているフグ。道東の羅臼町では、道民にあまりなじみがないフグを多くの人に親しんでもらおうと、18日からイベントが始まりました。
油でからっと揚げた一口サイズの天ぷら。材料として使われているのはフグです。
高橋海斗記者「港に定置網にかかった秋サケが水揚げされています。秋サケのほかにも丸い形の魚・フグの姿も多くあります」
羅臼町の漁港では、まさにいま旬を迎えている秋サケとともに、多くのフグが水揚げされています。
漁業関係者「全道的に増えている」
農水省によりますと、道内のフグの水揚げ量は2024年は3000トンに迫り、10年前からおよそ9倍に増えています。
羅臼漁協流通部・藤原要次長「(海が)変わってきた。ブリがきてフグがきて、今まで取れていたサケが取れなくなってきて、ホッケも全然取れなくなっちゃって」
フグの一大産地となりつつある北海道。しかし、その多くは冷凍されて道外に出荷されるといいます。道内にフグの毒を処理できる加工会社が少ないのがその理由です。
なじみが薄いフグに少しでも親しんでもらおうと、羅臼町では18日から「真フグフェア」が開催されます。町内の飲食店や宿泊施設で趣向を凝らしたフグ料理を提供。こちらの店で提供されるのは唐揚げではなく「天ぷら」です。
「本町 紀八」石田佳紀店長「魚よりも鶏肉のような感じの魚。弾力があって、かんでいるうちにうまみがある。癖もなく、どなたでも召し上がりやすい」
フグを名産にしようという動きは、佐呂間町でも。
大矢朋カメラマン「佐呂間といえばホタテのイメージですが、ここにはフグ入りのカレーを売っています」
佐呂間町の道の駅で販売されているのは、フグの身が入ったお土産用のカレー。地元の漁師が開発しました。
物産館みのり・宮崎謙一店長「(フグの食感は?)ちょっと固めですね。歯ごたえがあって甘みが出る。最近はなかなか売れています。佐呂間の地場産の商品として根付いてきているのかな」
神奈川から来た客「調べた時はホタテが多かったので、フグは意外」
海の変化で漁獲量が増えつつあるフグ。新たな名産として定着させようという動きが広がっています。



















