平均56.9歳の村立学校「主人高」 北海道で人口最少の音威子府村に開校 新入生11人が学ぶセカンドキャリア
2026年 9月21日 19:05 掲載
道内の自治体で最も人口の少ない上川の音威子府村で開校した村立学校「主人高」(しゅじんこう)。入学対象は50歳以上ということですが、一体どのような学校なのでしょうか。
晴れて入学の日を迎えた新入生たち。平均年齢は56.9歳です。
音威子府村・遠藤貴幸村長「熟練の知恵や視点を持ちながら、豊かな未来を切り開いてくれることを村としても心から期待し、歓迎しています」
上川の音威子府村で開校した村立学校「主人高」。セカンドキャリアを考える50歳以上を対象に、学びながら地域課題の解決に取り組み、起業や移住促進を目指すプロジェクトです。
初年度となる今回は全国から22人の応募があり、面接を経て合格した11人が入学しました。
東京から入学した谷口博昭さん(65)
「去年9月に定年退職して、いずれまた社会復帰したいと思っている時にたまたま募集の記事を見た。今までの人生もキャリアも全然違う方ばかりなので、どんな感じで融合して面白いことができるかなと期待している」
広島から入学した下瀬浩三さん(62)
「自分がずっとやりたかったことが農業。ただ自分がやるのではなく、それを通じて村の役に立てるようなこと、ブランドとして発信できるようなことにつなげていきたい」
授業は週3日、3年間が基本で、オンラインと月1回の現地訪問で受講する2拠点コースと、村に移住して「地域おこし協力隊」として活動しながら通学する実地コースを用意。
村が協定を結ぶ小樽商科大学の教授からマーケティングや経営戦略を学びます。
道内の自治体で最も人口が少ない音威子府村。小規模だからこそ、行政・村民・学校が三位一体となった地域づくりができるといいます。
遠藤村長「人口減少社会だったり、なり手不足だったり、そういった地域の課題解消を主人高から全道全国に発信できていければと思っています」
全員が人生の主人公であってほしいという願いが込められた「主人高」。
道内一小さな村で大きな挑戦が始まりました。
※学校名「主人高」の「高」は、正しくは「はしご高」です。



















