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新たな仕事「介護アシスタント」
2018年5月14日放送
「介護アシスタント」は去年、道が求人広告費などを補助して
試験的に募集した、介護施設の新たな雇用形態だ。
介護士などの資格は不要。
勤務は週1回からで、時間も1時間から3時間と短く
時給制で賃金がもらえる。
仕事の内容は、掃除や洗濯、シーツ交換に
レクリエーションの見守りなど。
去年の募集で採用された人のほとんどが
65歳以上の高齢者だった。
介護アシスタントとして働き始めた高齢者は
「役に立ててうれしい」「自分の健康にもよさそう」「地域とつながれた」と話す。
雇った施設側も職員の勤務環境の改善につながったという。
初めての取り組みで課題も見つかったが
介護アシスタントは、介護業界の人材不足を打開する
一つの大きなヒントになりそうだ。