【選託2024】北海道2区 どう乗り切るか物価高 候補者の考える対策は 衆院選 投開票日は27日
2024年10月22日 18:24 掲載
シリーズ「選託」今回のテーマは物価高です。札幌市北区の一部を除く地域と東区の北海道2区。それぞれの候補者が考える物価高対策を聞きました。
買い物客)
「なんでも高いですね。すべて物の(値段が)上がっていますものね」
「安い所、安い所何軒も行ったりとか」
タマゴは1パック200円台、コメは5キロで3000円台に。物価高の影響は札幌市北区と東区に店舗を構える格安スーパーにも現れています。
マルコストアー 山川悟史社長)
「値上げがすごく大きいのはこちらのチョコレート菓子ですね。世界的なカカオの不作の部分がもろに影響出ているので大きいもに関しては20数パーセントの値上げになっています」
メーカーの卸価格値上げの影響を受けて、チョコレート菓子の販売価格を今月から1割から2割値上げしたといいます。果汁入り飲料も今月から大幅な値上げ。税別で178円から218円へと2割以上のアップです。
マルコストアー 山川悟史社長)
「(客が)価格の安いメーカーにシフトするのは店で働いていて、肌で感じます」
買い物客からは切実な声が聞こえてきます。
買い物客)
「物価だけが高くなって給料がちょっとともなっていないかと思います」
「(投票する人を選ぶ)選択のひとつには入ってきますね物価高。生活かかっていますから、生活守ってもらえるような候補者に投票したいと思います」
札幌市北区の一部を除く地域と東区を含む北海道2区。4人の候補者たちも物価高を身近に感じているといいます。
維新の新人、山崎泉さん。
維新・山崎泉さん)
「料理が好きで。スーパーとかを回るのが実は好きなんですけれど、遠くに安いものを求めて行くのが多くなりました」
物価高対策として大学までの教育費無償化と消費税減税が目標です。
維新・山崎泉さん)
「教育の無償化を進め、そして何よりも我々の暮らしを守るために大幅な減税を実現してまいります。現役世代に投資し、こどもたちや高齢者を支える」
共産の新人、宮内史織さん。
共産・宮内史織さん)
「レシピとか調べて、これ作ろうと思って買い物に行っても、買いたい野菜がすごい高かったら、入れないで作ろうって思ったりとか、1万円札1回、崩したらそこからなくなるまでのスピードがめっちゃ早いなとか」
物価高対策にもつながる、賃金アップを実現したいと訴えます。
共産・宮内史織さん)
「働いても働いてもお給料は上がらなくて生活が苦しいとか、年金が少なすぎて60代、70代になっても働き続けているという方もいます。こういう貧富の格差を正すのが政治の役割です」
立憲の前職・松木謙公さん。
立憲・松木謙公さん)
「賃上げにおいつかないもんね、こんなにバンバンバンバンあがって醤油ラーメンでも1000円の時代でしょ下手したら。これは厳しいよなと思いますけどね」
選挙カーに「物価高と闘う」と掲げ、食品の消費税撤廃を目指します。
立憲・松木謙公さん)
「まぁちょっと無策な感じがしますよね。これちゃんとやらなきゃならない。これだけ物価が上がってんだから、消費税減税、そして食品ゼロ税率」
自民の前職・高橋祐介さん。
自民・高橋祐介さん)
「野菜とか食料品を含めて高くなったな。子供と一緒に食べる。お菓子買ったら、中身が少し減ってたりとか、物価高がこういったところに来ているんだなと」
地域創生でマチが豊かになることが物価高対策につながると考えます。
自民・高橋祐介さん)
「札幌のまちづくり、強い経済を持った街づくりであります。この東区の地方創生、北区の地方創生、北海道2区の地方創生を進めてまいります」
衆院選の投開票日は、今月27日です。