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芸術好きの大野アナ。想いをはせるのは...「氷の人」!?

イベント

SODANE編集部

2019/09/11

芸術が大好きで、美術館に行く旅が趣味の大野アナウンサー。
「イチモニ!」の仕事が終わった後に、HTBのお隣
札幌市民交流プラザのSCARTSで開催中の
「鈴木康広 雪の消息 残像の庭」を見に行ってきました。

写真.jpg
「空気の人」


大野アナがまず目にしたのは、大迫力の「空気の人」!

写真.jpg写真.jpg
「自針と分針」


作品の一部になれる、面白いものも・・・

写真.jpg写真.jpg
「氷の人」


時とともに、刻々とかたちや表情を変える「氷の人」。
大野アナ、じっ~くりと鑑賞していました!

写真.jpg写真.jpg
「まばたきの葉」

写真.jpg写真.jpg
みんなでつなぐパラパラ漫画


大野アナも絵を描いて、参加!
見て、触って、聴いて・・・五感をフル稼働させて楽しみました♪
展示は、今月16日(月)まで。
14日、16日は、特別な鑑賞プログラムも予定されていますので
是非足をお運びください♪
https://sapporo-community-plaza.jp/event_suzukiyasuhiro.html

<大野アナの鑑賞レポート>

『うわっ、モネって、雪景色もたくさん描いているんだ』 
10年くらい前に、東京都内の美術館で西洋絵画の展覧会に行った時のことでした。
フランスで活躍した"印象派"の画家、クロード・モネ。 
『睡蓮』の連作が、とっても有名ですよね。 
戸外で作品を制作し、一瞬の景色のうつろいや、
光の粒を、すくいとって描いています。 
大好きな画家なのに、あまり知らなかったんです。 
実は、冬の絵を、多く残していることを。 
そんな気づきをしてから、寒くてイヤだと思っていた雪景色が、
突如として、美しいと感じられるようになりました。 
雪もそうだけれど、氷や、空気って、あまり実態がないですよね。 
"うつろいやすいもの、目にみえないものを、可視化する"
それが、今回体感した、鈴木さんの作品の根底にあるものです。 
特に惹かれたのは、ホンモノの氷でかたどられた人の像「氷の人」。 
真っ暗な部屋に、ポツン、ポツン、といくつか点在していて 
まばゆいくらいの光を放っています。
時間の経過とともに、溶けていくんです。丸みをおびながら。
ぽた、ぽた、と、音も聞こえる。
水泡ができているものもあれば、透明度を増しているものもあって、
生きているみたい、って思いました。
わたしは、"白"や"透明"という色にも、色んな表情があることを知りました。 
静謐で、凛とした空気をまとっていて、それでいて、はかなくって。
好奇心をむくむくっと刺激されながらこんなことを感じました。 
もっともーっと、色んな角度からものを見つめてみよう、と。

この記事を書いたのは

SODANE編集部

SODANE編集部です。