奇跡の復活!「小樽雪花火」 人々の思いが小樽の夜空を彩る。
イベント
2019/12/20
令和元年12月21日(土)小樽市で「第1回小樽雪花火」が開催されます。もともと小樽市では2011年までの7年間、毎年12月24日(クリスマスイブ)に開催する人気の花火大会がありました。しかし2012年以降、花火大会は中止に...。
そこで、「小樽市に活気を!」「小樽市を若手から盛り上げたい」という30代を中心とした小樽市民が結集、小樽雪花火プロジェクトを発足。企業協賛とクラウドファンディングで資金を募り、見事冬の花火大会を復活させることに成功しました。
復活した花火大会はこれまで開催されていた花火大会と比べ、花火とシンクロする音楽を取り入れるなど、グレードアップ。今回、復活を遂げた「小樽雪花火」について、小樽雪花火プロジェクト実行委員長の西條公敏さんにお話を聞くことができたので、詳しくご紹介します。
『小樽雪花火』を通し、活気が溢れる小樽市へ。
小樽市では2005年から2011年までの7年間、毎年クリスマスイブの12月24日に、ウイングベイ小樽で花火大会が開催されていました。冬の澄んだ空気の中打ち上げられる花火は、とても美しく幻想的で人気の花火大会でした。
当時、クリスマスシーズンに近づくと冬の小樽の恒例イベントとして、花火大会を楽しみにしている方が大勢いたのですが、2012年からは花火大会が開催されず、毎年恒例のイベントとして周知されていた花火大会は、徐々に薄れていくことに......。
そこで「青春と共にあったクリスマス花火を、今度は私達の手で届けたい」という想いの30代40代小樽市民が集まり、毎年恒例だった冬の花火大会を復活させる小樽雪花火プロジェクトを発足、復活に向けて動き出したのです。
クラウドファンディングで資金を募り、見事目標額達成!
花火大会を復活させるには、資金が必要です。そこで小樽雪花火プロジェクトは、クラウドファンディングでの資金調達を試みます。目標額は100万円、日数は40日間。人から人へクラウドファンディングの話が広がり、ついに38日目に目標額100万円を達成。
「小樽ならでは」の花火大会を目指す
北海道内で冬に開催される花火大会は数多くあります。しかし小樽雪花火プロジェクトは、せっかく復活させるなら「小樽らしいロマンチックな花火を!」と、港町小樽の"港"に着目。
人々が訪れやすい場所、打ち上げに問題のない場所等々......を考えた結果、メイン会場は今年20周年を迎えるウイングベイ小樽、打ち上げ場所は目の前にある小樽港マリーナに決定しました。
さらに、小樽で開催している花火大会では手をつけていなかった「花火と音楽のシンクロ」を取り入れるという新しい試みを行なったのです。
冬の澄んでいる空気の中、すぐ目の前の港から打ち上がる、音楽とシンクロしたロマンチックな花火を楽しめられるのは、まさに"小樽ならでは"と言えるでしょう。
小樽雪花火の詳細
イベント名 |
第1回小樽雪花火 |
---|---|
料金 |
無料 |
日時 |
2019年12月21日(土)19:00~約20分 SNS(Facebook、Instagram、Twitter)で随時投稿。 |
メイン会場 |
ウイングベイ小樽 |
打ち上げ場所 |
小樽港マリーナ |
メイン観覧会場 |
①2番街4F ベイテラス(グランピング会場) |
駐車場 |
5,000台収容の駐車場を完備(最初の1時間は無料、1,000円以上のお買い上げの方、もしくは施設ご利用の方はさらに4時間無料 |
トイレ |
ウイングベイ小樽内に有 |
音楽 |
※当日「FM小樽(76.3MHz)」で小樽雪花火が生放送されるので、音が聴こえない場所(会場外車内など)でもラジオを聴くことで、音楽とシンクロした花火が楽しめます。 |
お問い合わせ |
小樽雪花火プロジェクト |
美味しいフードやドリンク、花火前の音楽イベントにも注目!
ウイングベイ小樽5番街1Fネイチャーチャンバー(屋内)では、フードブースを設ける予定。ホットワインやアイリッシュコーヒー、クリスマスカラーに彩られたどら焼き、ポップコーン、タピオカなどさまざまな食べ物や飲み物が提供されます。
また、花火大会前の17:00~18:40に、音楽イベントの開催が予定されています。(アコースティックユニット、ゴスペルグループ、オペラ&バレエ(順不同))花火の打ち上げ前、少し早めにいき、美味しい料理や音楽イベントを楽しむのもいいでしょう。
※フードブースと音楽イベントの会場は、「ウイングベイ小樽5番街1Fネイチャーチャンバー」です。
小樽雪花火を冬の恒例イベントへ...!
小樽市民が声を上げ発足した「小樽雪花火プロジェクト」は、2011年まで開催していた冬の花火大会を復活させ、さらに小樽ならではの資源を活かした花火大会を実現させます。小樽雪花火プロジェクト実行委員長西條公敏さんは、「小樽雪花火が小樽の冬の恒例イベントになるよう、そして小樽をもっと若手から盛り上げられるよう、頑張っていきたい」とお話してくださいました。
冬の澄んだ空気の中、すぐ目の前の港から打ち上がる、音楽とシンクロした迫力満点&ロマンチックな花火を見に、ぜひ小樽へ足を運んでくださいね。
タカマツミキ
小樽生まれ小樽育ち、小樽在住のライター。 観光やアウトドアをメインに執筆。 小樽が大好きで、小樽愛が強い。 趣味はキャンプ・食べ歩き・オフロードバイク・SUP・三菱jeep・猫・料理・一眼レフ。 将来は自給自足の生活を送りたい。
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