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雪丸花子が抜けない!?芳根京子インタビュー ドラマ「チャンネルはそのまま!」

テレビ

SODANE編集部

2019/03/17

ドラマ「チャンネルはそのまま!」劇中でもたびたび登場するジンギスカンをいただきながら、主演の芳根京子さんにお話を伺いました。

――まずは芳根さん、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞おめでとうございます!

芳根
ありがとうございます!まさか!嬉しい!!

――HTB一同みんな喜んでいます!本当におめでとうございます!!

今回芳根さんと一緒にお邪魔したのは、本場北海道の味を東京で楽しめる松尾ジンギスカン赤坂店。おいしいお肉をたっぷりといただきながら、主演女優の姿に迫っていきます。

――いじわるなカンペが出てしまいました。芳根さんが演じた雪丸花子は記者ということで、記者の登竜門食リポをお願いできますでしょうか?

芳根
逆にコツだけ聞いておいてもいいですか?

――コツ...そうですね。コメントだけでなく、表情も全部フル稼働でお願いします。

芳根
はい、わかりました!いただきます。
うん!コレ!
わかりますよね皆さん、北海道の方なら松尾ジンギスカンの味。
想像してください!コレです!

――味は語らないという新しいタイプの食リポをいただきました!笑

南平岸のHTB旧社屋を丸々活用し、53日間にわたって行われた今回の撮影。その合間には芳根さんの発案でスタッフとのジンギスカンパーティーも行われたそうなんです。

芳根
皆でジンギスカンをやったら絶対に楽しい!と思って、「ジンパジンパ!ジンパやろうよ!」みたいな声が聞こえて。「ジンパ」って言葉私初めて聞いたんですよ。ジンパって略すんだ!と思って。「ジンパやりたい!ジンパやりたい!」って言っていたら、プロデューサーの皆さんが「じゃあやろう!」って言ってくださって。会場の会議室に入ったら鉄板が2枚あって、「え~!こんなことしてくれるんだ!」って思って。楽しすぎて3時間くらいずっと焼いていました。「いらっしゃい~いらっしゃい~」って。

――そうやって色んなことを積極的に率先して芳根さんが楽しんでくださっているっていうのが現場の雰囲気にすごくつながったというお話も聞いたんです。

芳根
私は好き放題やっていました笑
なんかもうこんな贅沢な撮影あるのかなって思うくらい。
2カ月北海道に滞在したのもとても嬉しかったし、それでこんなスタッフさん、キャストの皆さんに恵まれて。もう毎日楽しかったです。

――いつも一生懸命なのに、いつも失敗し、周りの人をトラブルに巻き込んでしまう雪丸花子。バカなのに愛される花子のキャラクターを象徴するのが監督も大絶賛したというこの表情。

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©佐々木倫子・小学館/HTB

芳根
この顔しておけばOK!みたいな笑 
困ったときはこの顔!っていう武器をもった瞬間から私は自由になりました笑
ただ、「困ったらこの顔」ってやっていたらこの顔がクセになっちゃって。
結構なんでもない瞬間に鼻の穴が広がってたりする瞬間があって...
この前も映画の撮影をしていたんですが、マネージャーさんから「出てます...」って言われちゃって笑 「大丈夫ですか!?」みたいな笑
ちょっとそこは早く抜けないとなって笑

――大泉洋さんも撮影のクランクアップの際に仰っていたんですが、みんなに愛される、スタッフからも出演者からも皆に愛されるのがドラマの座長として必要なことで、芳根さんはそれをすごく体現していたとおっしゃっていて、それがそのまま花子の役柄につながっているんだなと感じました。
芳根さんのお母様も北海道出身でいらっしゃって、ご実家にジンギスカン鍋があるそうなんです。なので「今回も食べられて凄く嬉しいです」とおっしゃっていただけました。

――今回は監督が5人いて、それはよくあることなんですか?

芳根
私はそんなに経験は多くないですが初めてで

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芳根
このシーンは○○が撮った方が面白いと思うからこのシーンだけ監督変えます!みたいなこともあって。

――やりづらさとかはなかったですか?言われたことがちょっと違うですとか。

芳根
ありますね!5分前に言われたことと違うことを別の監督に言われたりとか笑
それもドンドン瞬時に対応していくっていうのが、自分の挑戦だなって今回凄く思ったので。コメディというのもあるので、本当に色んな神経を使って、花子をやってましたね。

――監督トークが盛り上がっているところで"あの方"にサプライズ登場していただきました。

芳根
えぇ!!

本広監督
悪口言ってた?今 笑

芳根
言ってない言ってない笑

――お忙しい中駆け付けてくれたのは、今回の総監督、「踊る大捜査線」シリーズでもおなじみの本広克行監督です。

芳根
お久しぶりです!!

――ということで、ここからは主演女優と総監督の貴重な本音トークをお楽しみください。

芳根
「チャンネルはそのまま!」の撮影1年くらい前に本広監督からこの作品のお話を聞いていて、「芳根ちゃんにピッタリの役があるんだよ~」って言ってくださっていて、本広さんが思う私なんなんだろうと思ってワクワクしながら漫画をみたら、バカ枠で笑 「えっ本広さん、私のイメージってバカ枠なんですか!?」って思ってはじめは衝撃でした笑

――本広監督はその時から芳根さんのコメディに対する才能とかそういうものを感じていらっしゃったんですか?

本広監督
できるなと。こういう役ってみんながみんな出来るかというと出来ない。でも、あそこまで振り切って、しかもちゃんとパスを出すんですよ。共演者に。このパスの出し方が速いなと。まだ何年もやっていない女優さんなのにちゃんとできているのがスゴイなと。最後は自分がしっかり受けてそれをゴールに持っていくという感じが、あぁこんないい女優さんになったんだなぁと。

――お二人に改めてドラマのみどころを語っていただきました。

芳根
どんなドラマかって、一言では言えないくらい沢山のことがつまっている、おもちゃ箱をひっくり返したみたいなハチャメチャなドラマなんですけど、ちょっと元気がなくなった時に花子を見て、「この子がんばってるからがんばろ!」って思ってもらえたらうれしいです。ぜひ見てください!

本広監督
5話しかないんですけど「もっと先が見たい!」ってなる不思議なドラマだなと。作っている側がこれだけ楽しんでハシャいでいるので、たぶん相当評判になるんじゃないかなと、僕のドラマを作ってきた経験だと久しぶりのいい作品だなと思っています。

ドラマ「チャンネルはそのまま!」動画集
https://www.youtube.com/watch?v=-pdeGWw3ijw&list=PL0cXrY1eO_IaCBVAbyHkF5tn4qNlGcURY

<チャンネルはそのまま!>
【番組名】 HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」
【放送日時】<3月18日(月)~22日(金)まで5夜連続放送!>

2019年3月18日(月)夜11時20分~(第1話)
     19日(火)夜11時20分~(第2話)
     20日(水)夜11時35分~(第3話)
     21日(木)夜11時20分~(第4話)
     22日(金)夜11時10分~(第5話)
 北海道地区地上波放送  
(北海道地区以外では、秋田朝日放送、岩手朝日テレビ、長野朝日放送、メ~テレ、長崎文化放送、テレビ埼玉、テレビ山梨、テレビ宮崎での放送が決定!)
(NETFLIXで3月11日(月)から独占先行配信中!)

【原作】 「チャンネルはそのまま!」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊) 
佐々木倫子 札幌在住漫画家
【出演】
芳根京子
飯島寛騎(男劇団 青山表参道X) 宮下かな子 長田拓郎 島 太星 瀧原 光
TEAM NACS 鈴井貴之 斎藤 歩 大内厚雄 ヨーロッパ企画 実川貴美子 大鷹明良
酒井敏也 吉本菜穂子 オクラホマ 東 李苑 東京03 /泉谷しげる /根岸季衣
【スタッフ】
総監督 本広克行(踊る大捜査線シリーズ監督・ PSYCHO-PASS総監督)
監 督 藤村忠寿(HTB)・山本透(映画監督)・佐々木敦規(ももいろクローバーZステージ演出/映像ディレクター)・木村好克(ProductionI.G)
音 楽 本間昭光
テーマ曲  HTB開局50周年テーマソング「ハイタッチ (Rihwa ver.)」
      Rihwa, 寺久保エレナ
脚 本  森ハヤシ
脚本協力 山本透
プロデューサー  福屋渉・嬉野雅道・多田健・坂本英樹(HTB)
公式ホームページ:https://www.htb.co.jp/channel/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/htb_drama_channel/
【制作著作】HTB北海道テレビ

この記事を書いたのは

SODANE編集部

SODANE編集部です。