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(2008年3月31日放送)

#68 井筒和幸さん

1952年奈良県出身。高校卒業後、ピンク映画で監督デビュー。 一般映画のプロデューサーの目にとまり、監督した「ガキ帝国」が、日本映画監督協会新人奨励賞を受賞。現在までに話題作を数多く手掛け、「パッチギ!」でブルーリボン賞作品賞を受賞。日本を代表する映画監督のひとりである。

トーク内容

ゲストは映画監督の井筒和幸さん。知られざる撮影現場での素顔に迫ります。そして、アノ女優さんの騒動を、井筒監督がズバリ(?)斬ります。ほろ酔い気味の井筒監督にやまちゃんが無謀なお願い…なんと、公開オーディションを実施!やまちゃんの演技力は?そして、監督の演出術が明らかに!!お楽しみに!!

ピンク映画の監督としてデビューした井筒さん。その作品が、東京の映画館で上映された時に、偶然観に来ていたプロデューサーの目にとまり、井筒さんは一般映画の世界に飛び込むことになります。当時、ピンク映画と一般映画の間には大きな壁があって、ピンク映画から一般映画の世界に移ることは異例だったそうです。
さて、お酒を飲みながらトークしていくと、井筒さんもほろ酔い気分に。そこで、やまちゃんが無謀なお願い…監督に、「パッチギ!」の1シーンを演じ、オーディションしてもらうことに。映画「パッチギ!」の中の名シーン、主人公康介が、ヒロイン・キョンジャに電話でデートを申し込むシーンに挑戦!しかし… 「浮ついてるよ!」やまちゃんの演技に、井筒監督の手厳しいダメ出し!実際の映画の現場でも、このシーンの撮影は苦戦したそうです。やまちゃんが浮つくのも無理ないか。
かつて東京の番組で、映画コーナーをもっていた井筒監督。このコーナーは、作品を酷評することでも有名でした。自らも映画監督でありながら、他人の作品を批評することに大きなプレッシャーもあったはずですが、本人は以外にも冷静でした。「だって、オレは30年も酷評され続けてきたんだぜ!」なんか作り手としての力強さを感じました。

ロケーション:
十六夜 夢蔵(いざよい ゆめぐら) (札幌市中央区南6条西4丁目新宿通りファニービル TEL 011-531-1300)

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