(2008年4月14日放送)
#70 川平慈英さん
1962年沖縄県那覇市出身。 アメリカ人の母を持ち、兄弟にはタレントでDJのジョン・カビラがいる。ユニークかつ独特な口調で解説するスポーツキャスターとしての顔が有名だが、本業は舞台俳優。現在も舞台を中心に活躍する一方で、ドラマや映画など多方面でその才能を発揮している。
トーク内容
ゲストは先週に引き続き川平慈英さん!
前回はゴルフシュミレーションで実況対決をした2人ですが、今回は川平さんに舞台俳優の顔を見せていただくべく、ダンススタジオへ!華麗なステップにご期待ください!!そして、トークでは舞台稽古の裏話や、サッカーキャスターになる切っ掛け、さらには川平さんの代名詞「いいんです」の誕生秘話などなど、爆笑エピソードが満載です!是非お楽しみに!!
さて、前回にも増し熱い男、川平慈英さんはいかがでしたか?
今回は、川平さんの舞台俳優としての顔を見ていただこうとタップダンスをしてみました!しかし、30歳から本格的に始めたとは言え、見事なステップ、感服いたしましたね…。しかし、そんな舞台好きの川平さんも実は稽古が嫌いで、若い頃はよくサッカーしたいが為、よくサボっていたとか…。しかも、理由は「家族が病気…親戚が亡くなった」などの小学生並みの理由…。でも、こんなに熱く何事にも熱心な人でもそんな事もあったんだって、ちょっと安心?というか人間らしさを感じましたね。
そして番組では時間の都合上、ご紹介出来なかったエピソードをひとつ。ニュースステーションのキャスターに抜擢され、最初は役者がキャスターなんてって思い断っていたという話はご紹介しましたが、実は後日談がありました。嫌々ながらも引き受けたキャスターの仕事で、初出演した翌日の事。川平さんがいつものように駅に向かうと早速、通りすがりの人に「昨日テレビで見た!」と声を掛けられたそうなんです。それまで舞台を6~7年やっていても、そんな事はなかったので、テレビのレスポンスの速さに驚いたとの事。と同時に「サッカーの人でしょ?」と言われる度に「俺の本業は役者なんだよ!」という葛藤が生まれたそうなんです。川平さんはしばらくそのジレンマから抜けられず、もがいていたそうなんですが、サッカーで自分を知った人が舞台を観に来てくれたり、また、舞台を見に来てくれていた人が「サッカーに興味を持ちました」など、2足のわらじが双方にいい影響を与え始め、ようやく前向きな気持ちになれ、割り切ることが出来たそうなんです。一見、悩みもなく何事にもポジティブな印象がある川平さんですが、やはり誰にでも悩みや、葛藤はあるんだなとつくづく実感しました。「君は悩みなさそうでいいよね~」って言われる人ほど、実は人知れず悩んでいるのかもしれませんね。
ロケーション:アクターズスタジオ(東区北12条東13丁目 TEL 011-721-4140)
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