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2014年5月7日(水)

ゴールデンウイークも明けましてね。
今年は札幌の桜も、例年より14日も早く咲いたんだそうで、
ときおり吹きます南風に花びら散り、
花嵐、乱れ舞う、春爛漫の札幌と言ったところでございます。

みなさまご機嫌いかがでございましょうか。
あなたの嬉野でございます。

うざい?

あ。うぞうございましたか?

すみません、すみません。平にご容赦。
反省しきりでございます。

さて、みなさまにおかれましては、
本日もご健勝のことと思われ、まことに目出度いこと
この上なしでございます。

このめでたき春の日に。
我が盟友、藤村忠寿さんにありましては、
次なるどうでしょうDVDの編集に早くも着手!

タイトルは「コスタリカで幻の鳥ケツァール…、
なんでしたっけ?こまかな正式タイトルは忘れましたが、

我らが大泉さんが、バズーカと呼ばれます巨大な望遠レンズを装着した巨大一眼レフを構えて中米コスタリカのジャングルに挑んで、蓬莱鳥ともいわれますケツァールを探したという、

西暦2001年春の名作が、早くも今年の晩秋にも皆様のお手元に届け!と、これはもう祈るような入魂で、藤村さんは、編集に継ぐ編集という激務の日々をお過ごしでございます。

そんな激務の藤村さんなのですが、
なんと夜には!

札幌の劇団にこの人あり!とうたわれますところの、
劇団イナダ組主宰、イナダ氏の作・演になりますところの新作!

タイトルも「わりと激しく ゆっくりと」という、いやに気になる芝居の稽古に余念のない日々なんでございます。

とにかく何を思ったか藤村忠寿さん!
50歳を目前にした今年。

不意に役者宣言をいたしまして、

大泉洋氏!安田顕氏!でおなじみの
北のイケメン5人組「チームナックス」が、
水もしたたる若者だったころ、

さかんに出演して1万人の動員をも、ものしたという、
劇団イナダ組の舞台に立つのだと、

夜ごとイナダ氏をくどき、
イナダ氏を「うん」と言わせ、
なんのはずみか藤村さんひとり、
パンいちでレスラーまがいのポーズをとって、
ポスター写真に躍り出ておるという!
仰天の顛末!
しかも防毒マスクをかぶって!

私も昨夜、
「稽古、見に来る?」と藤村さんに聞かれましてね、
気になりましたので行きました。

そしたら稽古場に集合する時間の1時間も前から来てたらしくてね、

そんなこと、うちで撮りますドラマ撮影のときだってないですよ、しかも、机に台本やらなにやら広げて早くも読んでいる!

ドラマのときだって、これほどの熱意は見られませんよ奥さん!
私が青木豪さんと詰めに詰めた珠玉の台本にだって、なかなか目を通さないのに、早々と目を通している!

しかし。
考えれば、奥さん、今回は役者ですから、
セリフを覚えないといけない。

そうでした。
これが本番までに入らなければ芝居はパーであります。
そら読むでしょう。
そら覚えるでしょう。
早くも藤村さん緊張感満載であります。

「どれくらい台本できたの?」と聞きましたら、
「3分の1だ」と、彼言うのです。
「でも、その半分が、オレのセリフなんだよ」と、いうのであります。
これは驚愕!イナダ氏もわけが分からなくなっているのかもしれません。主役でもないのに主役並の出番の多さ!
そしてさしたる理由も見当たらないままポスターモデルへの起用!

それでも、わたくし、昨日稽古を眺めておりましたが、
驚きました!
藤村さん、たしかにセリフ入っております。

立ち稽古してました。
これは彼、やる気と見ました。

さぁ、藤村忠寿が舞台に立つ!
これは業界震撼の一大椿事であります!
全世界注目であります!

しかしみなさん!
どうしたことでしょうか!
チケットがまだ売り切れていない!
どーした藤村忠寿!
なにしてるんだ!
早くもチームナックスに負けているぞ!

ということでございまして。

私もここに、あからさまに告知して参ります!

劇団イナダ組・藤村忠寿第1回出演作品
「わりと激しくゆっくりと」

札幌公園←公園じゃない!これじゃパークです!
→公演!指摘多数。変換ミスです。
訂正
★札幌公演

6月18日(水)19:30
6月19日(木)19:30
6月20日(金)19:30

6月21日(土)千秋楽
13:30/17:00(1日2公演)

場所は、札幌にあります
生活支援型文化施設コンカリーニョ

そしてなんと6月28日(土)18:00からは、
女満別にあります大空教育文化会館で道内地方公演もございます!

前売りはどの日も3000円!
ローソンチケット( Lコード 18857 )

なにとぞ皆様!
万障お繰り合わせの上!
速やかにローソンロッピーさんへお走りになりまして!
不惑の40を超え、
いまや天命を知るべき50になろうかというこの時に至って、
なにを思ったか!
やみくもに立ち上がりました藤村忠寿を!
どーぞ奥さん!男にしてやってくださいませ~!

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

私もこれから、稽古レポートを重ねてまいろうと思います~!

それでは諸氏!
本日も各人の持ち場で奮闘願います!解散!









瑮䐭

(17:05 嬉野)

5月20日火曜日。

先におしらせ。

23日金曜日から角川文庫「けもの道」(藤村著)が発売となります。以前出版した単行本にあとがきを加えて今回、文庫化となりました。表紙はDVDのイラストでおなじみ松村画伯によるもの。この表紙は見ものです。

さて、会社帰りと休日はもっぱらお芝居の稽古に明け暮れております藤村でござります。

イナダ組公演「わりと激しくゆっくりと」の稽古が始まっておよそ半月。すっかり芝居が楽しくなっちゃっております。嬉野先生もすでに3回ほど稽古を見学に来ておられまして、「おっさん舞台デビュー」の密着取材を熱心に行っておられます。

現在、台本が3分の2ほど完成したところで(最初っから完成した台本があるわけではなく、稽古しながら話を作っていくというスタイル)まだラストがどうなるかはわかりませんが、これまでのところで言えることは、わたしくしには、いいセリフ、かっこいいセリフ、人の心を打つセリフ、がひとっつもない!ということです。

言っておきますが、ほぼ主役です。ですが、私にはまったくもって見せ場がない、という不思議な役柄です。

作・演出のイナダさんいわく「藤村さんの持っている印象とはまるで違う人を演じてもらいたい」ということで、今回わたくしが演じるのは「情けない父親」。娘に「器が小さいのよッ!」などとなじられてひと言も言葉を返せないという。

「とはいえラストぐらい、なんかいいセリフあんじゃねぇか?」という期待を持ちつつ、稽古をしておる毎日でございます。

チケットがそろそろ売り切れ近くなっておりますが、19日木曜日と大空町公演はまだ余裕あるみたいです。これ、おもしろいお芝居になりますよ。

劇団イナダ組・藤村忠寿第1回出演作品
「わりと激しくゆっくりと」

★札幌公演

6月18日(水)19:30
6月19日(木)19:30
6月20日(金)19:30

6月21日(土)千秋楽
13:30/17:00(1日2公演)

場所は、札幌琴似にあります
生活支援型文化施設コンカリーニョ

そしてなんと6月28日(土)18:00からは、
女満別にあります大空教育文化会館で道内地方公演もございます!

前売りはどの日も3000円!
ローソンチケット( Lコード 18857 )

(14:36 藤村)

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