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9月1日金曜日。藤村でございます。

ようやく札幌に戻ってまいりました。

ミスターさんのオーパーツ「天国への階段」全国公演は、連日のスタンディングオベーションという大盛況で終了いたしました。

孤独死の現場、そこを掃除する特殊清掃人を題材としたお芝居。テーマは重く、暗いが、それをコメディーにするとうミスターさんの無謀な挑戦は見事に成功したのではないでしょうか。

芝居というのは、その時にしか観られない、その場所に行かないと体感できない、値段もちょっと高い、とても不便なものです。でもね、この「天国への階段」というお芝居は、もう二度と観られないんですよね。あの笑いと涙は、もう二度と体感できない。だからお芝居はいいんですけどね。

観に来てくれた方からはフェイスブック「藤やんとうれしー」に熱い感想が寄せられました。ありがとうございました。

そして!いよいよ今年のキャラバンが6日の青森からスタートいたします!

ことらも、現場に来ないと体感できない生のイベントです。各会場でお待ちしておりますよー!

で、今年も非公式グッズを販売いたします。今年のTシャツはドット(水玉)デザイン。昨年好評だったエプロンもデザインを改良して販売。そのほか、屋久島で「そのジャージ栗生んじゃねぇ?」の名言を生んだ緑とえんじ色ジャージも仕入れて数量限定で販売!今年も公式グッズに訴えられないギリギリを狙ってグッズ展開しております。

グッズの写真はフェイスブック「藤やんとうれしー」で公開いたします。

ではみなさま!楽しみにしておりますぞ!
一緒に飲みましょう!




2017年8月21日(月)

嬉野です。
去年の秋のこと、
藤村さんと2人、ケッタイなイベントに招かれました。

そのイベントは「よろしくご笑覧ください」という実にへりくだったタイトル名のパフォーマンスイベントでありました。

場所は千年の王城でありますニッポンの古都、京都。
その京都の町中にある廃校となった小学校の講堂が会場でした。

会場に到着いたしますと、ステージを見上げる客席の真横に、明らかにステージより目立つんじゃないかと思えるほどのザブステージが設えられており、そこにド派手な金屏風が立てられデッカい1人がけのソファーが2つ並べられておりました。
そこに私と藤村さんが座るのだというわけでございます。

さて、そこに座った我々2人がいったい何をするのかといえば、
ステージで繰り広げられてゆきます熱演のパフォーマンスが終わりますたびに、熱演直後のパフォーマーたちに向けまして、ただいま熱演のパフォーマンスの印象をその熱も冷めやらぬすぐに「え~~どーしました?!」と、代わる代わる思ったままの寸評をさしはさみまして疑義があれば呈するという、そこまでをパフォーマンスの一連とするといった趣向なのでございます。

出演するパフォーマーたちはそれを先刻承知で登場する方々ですから、中には誰もが度肝を抜くような粗削りの方が混じっておられたりするのでございます。
ところが蓋を開けてみますと、この粗削りの方々が爆笑を誘発する火薬庫であることが判明してゆくのでございます。

ちなみに、去年の「よろしくご笑覧ください」で、私が未だに忘れ得ないパフォーマンスはと言いますと「1人で風の谷のナウシカを最初から最後まで全部やるという恐るべき女がやってみせた、風の谷のナウシカ」でございます。
もちろん全部はやらせやしませんが、見ておりますと、この女は音楽も自分でやりはじめる。いや、勿論、やるといっても口です。BGMだって効果音だって臆面もなく口で入れてくる。

印象的な「ナウシカ幼児期の回想シーン」では、幼児期のナウシカも、オヤジも、連れ去られる小オームも、そしてあの小さい女の子の舌ったらずな歌も、とにかく一部始終を全部1人でやる。そしてどんな細部であれ、あの女は覚えていて、それを巧みに実演に変換してみせる。
巧みと言っても、かならずしも優れたパフォーマンスであると言っているわけではない。
ですが「あ!そうだった!そうだった」と、みんなが記憶の細部を確認するに十分な身振り手振りに変換して伝えてくる。
その動きの粗削りさが大胆すぎて、見れば見るほど心地よくなって、やがて観客は全員がどこかで笑い出し、笑い出したらもう止まらない。そこが凄い。いや、凄いと言っても出来上がりのレベルのことではない。芸のでき上がりの程度はといえば、たとえばプロの芸人と私という素人を両はじに置いて、あの女が、どちら側に近いかといえば圧倒的に私側に近い。近いというか、ほぼ隣ではないだろうかと思わせる演技レベルで。なのにそれでいて見る者を惹きつけてしまう恐るべきチカラをあの女は持っている。
けれど、あの身振り、手振り、口ぶりのどこに魅力があるのか、けんとうもつかない。
だが、見るほどに「こうなれば最初から最後まで端折らないで全編見せてくれまいか」と切り出したくなるほど、じつに中毒になる不思議なパフォーマンスなのです。

あのとき見せられた「実演、風の谷のナウシカ」の魅力は、たとえば人間が持つ計り知れないチカラです。
あんな程度の芸で人間は楽しめてしまうのかという驚きです。
しかし、だからと言ってあれだけのものは誰にでも出来るというものではない。だって、ちょっと気の利いた奴なら、すぐに動きが洗練されていくはずです。でも、あの女はそうではない。あの女の実演の動きは何処までも素朴、かつ、かなり適当と見せ、しかしその実、人間の魂に訴えかける強引さと確実さを兼ね備えていて、それが見る者の心を捕らえて離さない。この世にあんな結構なものがあるなんて、生まれて初めて見た。何処かであの女が実演ナウシカのワンマンショーをやるというのなら私は怖いもの見たさで何処へだって見に行くかもしれない。
人をしてそうまで前のめりにさせしむるほどに奇妙なものを、あの女はあの程度の動きで見せてくれたのです。
「アレだったら自分にもできるんじゃないのか」
見終わる頃、観客は全員「自分を信じ始め」「人間と生まれてきたことの果報」を感じて「明日からオレも頑張ろう」と人生に奮起するのです。

「よろしくご笑覧ください」という名のパフォーマンスイベントは、ぼくらの普段の受け身な心構えを打ち破り、あらぬ方向にあった可能性を信じさせるケッタイな笑いのボディーブローなのです。

「よろしくご笑覧ください」は笑かして笑かして、しかし見る者を圧倒せず、「オレもやれる」と、観客に生きる糧を与えてくれる、ここ以外、この世の何処にもない人類に貢献する爆笑イベントなのです。
さあ!
以上述べました「よろしくご笑覧ください」が今年も秋に京都で開催されます!
さあ!これは見た方がいい。

日時は9月30日、10月1日の2日間。場所は前回と変わらず京都。
チケット一般販売は本日8月21日12:30より発売開始!
チケットご希望の皆さんは、
以下よりお入りください!

https://suidoukyoudai.wixsite.com/yorosikugosyo-ran

それでは諸氏!本日も各自の持ち場で奮闘願います!解散!

(17:12 藤村)

9月21日木曜日。藤村でございます。

今月6日からスタートしたどうでしょうキャラバン2017も、残すところ千葉、山梨、そして静岡の3会場となりました。

各会場とも、なんとも良い雰囲気で、それぞれに楽しい1日を過ごしております。

今週の月曜日祝日に行われました、初開催の茨城那珂会場には、過去最高の約5000人もの藩士が襲来いたしました。恐るべし!

で、明日22日は、こちらも初の千葉開催。千葉藩士といえば、かなりな勢力をもつ歴史ある藩士軍団。

千葉の会場は九十九里にあるサンライズ九十九里という国民宿舎の敷地内。目の前は広大な九十九里海岸!なんですが、会場がこれ、かなり狭い!驚くほど狭い!

平日開催なので、そんなに多くの方は来れないのでは?という予想がありながらも、茨城の襲来を見れば、藩士軍団の熱量たるや相当なもので、昨夜千葉市内で行われた動画サイト「藤やんとうれしー」の千葉会員のみなさんとの寄り合い(飲み会)でも「有給休暇をとって行きます!」と息巻いておられる方が多数おられまして、「これはちょっと、どうなるのか?」と思いまして、急ぎ日記を書いておる次第。

えー明日行われるキャラバン千葉会場に

「行こうかなぁー?」と迷っている方!

迷わず!土曜日の山梨!もしくは日曜日の静岡にしなさい!

いやね、狭い敷地内にぎゅうぎゅうでは、やはりキツイと思うんですよ。

という、連絡でございました。

ま、なんにせよ明日にならないとわからないし、それにぎゅうぎゅうでも藩士軍団の力があれば、会場はきっと和やかな雰囲気に包まれるんでしょうけどね。

さて、こちらの日記には、なかなか顔を出せておりませんが、動画サイト「北海道onデマンド」内にある「藤やんとうれしー」入会者の人たちとやっているフェイスブックグループ「藤やんとうれしー」では、キャラバンの様子も日々写真入りでアップしております。また、今回のキャラバン中にも新潟と千葉で飲み会を開催しました。その様子も写真でアップされてます。みんなで楽しくやっておりますので、とりあえず一度入ってみてください。イマイチならすぐに退会すればよいのでね。

ということで、今年のキャラバンもラストスパートです!

追伸!キャラバン恒例の非公式公認グッズ、通称バッタ屋商品は完売したグッズも出始めておりますが、Tシャツ、エプロン、そして自分で作るトートバックはまだ少しあります!



ちなみに

昨夜の千葉の寄り合い(飲み会)について、嬉野先生がこんな文章をフェイスブックにアップしておりました。

昨日は寄り合い千葉大会でした。
やっぱりお集まりになったみなさんの年齢もバラバラで。私なんかより「何歳も若い親父」を持つ若者とかおりましたしね、でも、どうでしょうの話が始まると年齢は関係のないものになるようで、誰も年のことは考えなくなる。もちろんみなさん仕事もバラバラで。でも、どうでしょうの話が始まるとどんな仕事をしてますとか全く関係なくなり、ひじょうに短時間で親戚のように和気あいあいとなるという、ここが不思議などうでしょう寄り合い。
宴会場になりましたお店のスタッフの人たちにしてみれば、いったいどんな人たちの集まりと思ったことだろうね?まさか今日、自分とこのお店で初めて会った人たちばかりの宴会とは思いもよらなかったかもしれない。それを思うとなんだか不思議で、こんな時代をものともしない、その呑気さかげんに笑っちゃう。
でも、まぁ実際のところ、やっぱり初めて会ったではないのだろうね。「どうでしょう知ってる!」は、何故だかもう、ひとつの合言葉であり、その言葉だけで、古い馴染みのような気持ちにさせるのなら、それはきっとどうでしょうが好きになったが故の何らかの共通体験を集まった銘々が経ているのかもしれない。それは世間の誰もが知っている番組ではないということも含めた体験。そして、語り合いたくなるところのある番組だということなのかもしれない。そんなこともまた思います。

「ミスターの、未亡人です」っていうセリフに救われて番組にハマりました!と言われていたご婦人がおられましたね。「私もそのときちょうど未亡人でした」「あぁ、未亡人ですって、ハッキリ言っていいんだ(^^)それでなんか笑えちゃうんだ(^^)」そんなことを思わせてくれた「私の人生を変えてくれた番組です」と、懐かしそうにおっしゃっておりました。その隣にお座りのお姉さんも「私もどうでしょうで人生が変わりました!」とおっしゃられ「なんだか風景ばかり映してるなんて番組初めて見て!こんなんでいいんだ!って思ったら私も何か撮影の仕事がやりたくなって!人生が変わりました!」みたいなことでね(^^)。
いやもう何がみなさんの心に届くのかもう分からない。でも、確実に届いている。
寄り合いをしてみなさんの声を聞くと、そんなことをいつも思い知って本当に楽しくなります。
そんなこんなで、昨日の寄り合い千葉大会も和気あいあいとした雰囲気の中無事に終了。
終了後、我々2人は千葉から九十九里までの40分ほどの道のりを車で送ってもらいました。送ってくれたのは会に参加してくれた消防士さんで、もちろん最初から最後まで一滴の酒も飲まず、我々を九十九里の宿まで送り届けけてくれました。
どうもありがとう千葉!
そして明日はキャラバン千葉大会でございます!待ってるぞ!諸君!!
写真撮り損ねたから文字ばっかになったな。




【9月1日(金)藤村Dの日記】

9月1日金曜日。藤村でございます。

ようやく札幌に戻ってまいりました。

ミスターさんのオーパーツ「天国への階段」全国公演は、連日のスタンディングオベーションという大盛況で終了いたしました。

孤独死の現場、そこを掃除する特殊清掃人を題材としたお芝居。テーマは重く、暗いが、それをコメディーにするとうミスターさんの無謀な挑戦は見事に成功したのではないでしょうか。

芝居というのは、その時にしか観られない、その場所に行かないと体感できない、値段もちょっと高い、とても不便なものです。でもね、この「天国への階段」というお芝居は、もう二度と観られないんですよね。あの笑いと涙は、もう二度と体感できない。だからお芝居はいいんですけどね。

観に来てくれた方からはフェイスブック「藤やんとうれしー」に熱い感想が寄せられました。ありがとうございました。

そして!いよいよ今年のキャラバンが6日の青森からスタートいたします!

ことらも、現場に来ないと体感できない生のイベントです。各会場でお待ちしておりますよー!

で、今年も非公式グッズを販売いたします。今年のTシャツはドット(水玉)デザイン。昨年好評だったエプロンもデザインを改良して販売。そのほか、屋久島で「そのジャージ栗生んじゃねぇ?」の名言を生んだ緑とえんじ色ジャージも仕入れて数量限定で販売!今年も公式グッズに訴えられないギリギリを狙ってグッズ展開しております。

グッズの写真はフェイスブック「藤やんとうれしー」で公開いたします。

ではみなさま!楽しみにしておりますぞ!
一緒に飲みましょう!



【8月21日(月)嬉野Dの日記】

2017年8月21日(月)

嬉野です。
去年の秋のこと、
藤村さんと2人、ケッタイなイベントに招かれました。

そのイベントは「よろしくご笑覧ください」という実にへりくだったタイトル名のパフォーマンスイベントでありました。

場所は千年の王城でありますニッポンの古都、京都。
その京都の町中にある廃校となった小学校の講堂が会場でした。

会場に到着いたしますと、ステージを見上げる客席の真横に、明らかにステージより目立つんじゃないかと思えるほどのザブステージが設えられており、そこにド派手な金屏風が立てられデッカい1人がけのソファーが2つ並べられておりました。
そこに私と藤村さんが座るのだというわけでございます。

さて、そこに座った我々2人がいったい何をするのかといえば、
ステージで繰り広げられてゆきます熱演のパフォーマンスが終わりますたびに、熱演直後のパフォーマーたちに向けまして、ただいま熱演のパフォーマンスの印象をその熱も冷めやらぬすぐに「え??どーしました?!」と、代わる代わる思ったままの寸評をさしはさみまして疑義があれば呈するという、そこまでをパフォーマンスの一連とするといった趣向なのでございます。

出演するパフォーマーたちはそれを先刻承知で登場する方々ですから、中には誰もが度肝を抜くような粗削りの方が混じっておられたりするのでございます。
ところが蓋を開けてみますと、この粗削りの方々が爆笑を誘発する火薬庫であることが判明してゆくのでございます。

ちなみに、去年の「よろしくご笑覧ください」で、私が未だに忘れ得ないパフォーマンスはと言いますと「1人で風の谷のナウシカを最初から最後まで全部やるという恐るべき女がやってみせた、風の谷のナウシカ」でございます。
もちろん全部はやらせやしませんが、見ておりますと、この女は音楽も自分でやりはじめる。いや、勿論、やるといっても口です。BGMだって効果音だって臆面もなく口で入れてくる。

印象的な「ナウシカ幼児期の回想シーン」では、幼児期のナウシカも、オヤジも、連れ去られる小オームも、そしてあの小さい女の子の舌ったらずな歌も、とにかく一部始終を全部1人でやる。そしてどんな細部であれ、あの女は覚えていて、それを巧みに実演に変換してみせる。
巧みと言っても、かならずしも優れたパフォーマンスであると言っているわけではない。
ですが「あ!そうだった!そうだった」と、みんなが記憶の細部を確認するに十分な身振り手振りに変換して伝えてくる。
その動きの粗削りさが大胆すぎて、見れば見るほど心地よくなって、やがて観客は全員がどこかで笑い出し、笑い出したらもう止まらない。そこが凄い。いや、凄いと言っても出来上がりのレベルのことではない。芸のでき上がりの程度はといえば、たとえばプロの芸人と私という素人を両はじに置いて、あの女が、どちら側に近いかといえば圧倒的に私側に近い。近いというか、ほぼ隣ではないだろうかと思わせる演技レベルで。なのにそれでいて見る者を惹きつけてしまう恐るべきチカラをあの女は持っている。
けれど、あの身振り、手振り、口ぶりのどこに魅力があるのか、けんとうもつかない。
だが、見るほどに「こうなれば最初から最後まで端折らないで全編見せてくれまいか」と切り出したくなるほど、じつに中毒になる不思議なパフォーマンスなのです。

あのとき見せられた「実演、風の谷のナウシカ」の魅力は、たとえば人間が持つ計り知れないチカラです。
あんな程度の芸で人間は楽しめてしまうのかという驚きです。
しかし、だからと言ってあれだけのものは誰にでも出来るというものではない。だって、ちょっと気の利いた奴なら、すぐに動きが洗練されていくはずです。でも、あの女はそうではない。あの女の実演の動きは何処までも素朴、かつ、かなり適当と見せ、しかしその実、人間の魂に訴えかける強引さと確実さを兼ね備えていて、それが見る者の心を捕らえて離さない。この世にあんな結構なものがあるなんて、生まれて初めて見た。何処かであの女が実演ナウシカのワンマンショーをやるというのなら私は怖いもの見たさで何処へだって見に行くかもしれない。
人をしてそうまで前のめりにさせしむるほどに奇妙なものを、あの女はあの程度の動きで見せてくれたのです。
「アレだったら自分にもできるんじゃないのか」
見終わる頃、観客は全員「自分を信じ始め」「人間と生まれてきたことの果報」を感じて「明日からオレも頑張ろう」と人生に奮起するのです。

「よろしくご笑覧ください」という名のパフォーマンスイベントは、ぼくらの普段の受け身な心構えを打ち破り、あらぬ方向にあった可能性を信じさせるケッタイな笑いのボディーブローなのです。

「よろしくご笑覧ください」は笑かして笑かして、しかし見る者を圧倒せず、「オレもやれる」と、観客に生きる糧を与えてくれる、ここ以外、この世の何処にもない人類に貢献する爆笑イベントなのです。
さあ!
以上述べました「よろしくご笑覧ください」が今年も秋に京都で開催されます!
さあ!これは見た方がいい。

日時は9月30日、10月1日の2日間。場所は前回と変わらず京都。
チケット一般販売は本日8月21日12:30より発売開始!
チケットご希望の皆さんは、
以下よりお入りください!

https://suidoukyoudai.wixsite.com/yorosikugosyo-ran

それでは諸氏!本日も各自の持ち場で奮闘願います!解散!


(9:28 藤村)

9月27日水曜日。

どうでしょうキャラバン2017が終了いたしました。
キャラバンの様子は、キャラバン特設ページや、動画サイト「藤やんとうれしー」内にあるFacebookでご覧いただくとして、急ぎのお知らせでございます。

私、月に一回ラジオをやっておりまして。
「藤村忠寿のひげ千夜一夜」
ラジオNIKKEI第2で今夜10時から

で、今回の放送はキャラバン茨城那珂会場で公開収録したお悩み相談ですので、是非ともお聞き下さい!ラジコでももちろんお聞きいただけます!というお知らせでした。

今週末は京都で2回目の「よろしくご笑覧ください」です。これはまた面白いと思いますよ!



【9月21日(木)、藤村Dの日記】

9月21日木曜日。藤村でございます。

今月6日からスタートしたどうでしょうキャラバン2017も、残すところ千葉、山梨、そして静岡の3会場となりました。

各会場とも、なんとも良い雰囲気で、それぞれに楽しい1日を過ごしております。

今週の月曜日祝日に行われました、初開催の茨城那珂会場には、過去最高の約5000人もの藩士が襲来いたしました。恐るべし!

で、明日22日は、こちらも初の千葉開催。千葉藩士といえば、かなりな勢力をもつ歴史ある藩士軍団。

千葉の会場は九十九里にあるサンライズ九十九里という国民宿舎の敷地内。目の前は広大な九十九里海岸!なんですが、会場がこれ、かなり狭い!驚くほど狭い!

平日開催なので、そんなに多くの方は来れないのでは?という予想がありながらも、茨城の襲来を見れば、藩士軍団の熱量たるや相当なもので、昨夜千葉市内で行われた動画サイト「藤やんとうれしー」の千葉会員のみなさんとの寄り合い(飲み会)でも「有給休暇をとって行きます!」と息巻いておられる方が多数おられまして、「これはちょっと、どうなるのか?」と思いまして、急ぎ日記を書いておる次第。

えー明日行われるキャラバン千葉会場に

「行こうかなぁー?」と迷っている方!

迷わず!土曜日の山梨!もしくは日曜日の静岡にしなさい!

いやね、狭い敷地内にぎゅうぎゅうでは、やはりキツイと思うんですよ。

という、連絡でございました。

ま、なんにせよ明日にならないとわからないし、それにぎゅうぎゅうでも藩士軍団の力があれば、会場はきっと和やかな雰囲気に包まれるんでしょうけどね。

さて、こちらの日記には、なかなか顔を出せておりませんが、動画サイト「北海道onデマンド」内にある「藤やんとうれしー」入会者の人たちとやっているフェイスブックグループ「藤やんとうれしー」では、キャラバンの様子も日々写真入りでアップしております。また、今回のキャラバン中にも新潟と千葉で飲み会を開催しました。その様子も写真でアップされてます。みんなで楽しくやっておりますので、とりあえず一度入ってみてください。イマイチならすぐに退会すればよいのでね。

ということで、今年のキャラバンもラストスパートです!

追伸!キャラバン恒例の非公式公認グッズ、通称バッタ屋商品は完売したグッズも出始めておりますが、Tシャツ、エプロン、そして自分で作るトートバックはまだ少しあります!



ちなみに

昨夜の千葉の寄り合い(飲み会)について、嬉野先生がこんな文章をフェイスブックにアップしておりました。

昨日は寄り合い千葉大会でした。
やっぱりお集まりになったみなさんの年齢もバラバラで。私なんかより「何歳も若い親父」を持つ若者とかおりましたしね、でも、どうでしょうの話が始まると年齢は関係のないものになるようで、誰も年のことは考えなくなる。もちろんみなさん仕事もバラバラで。でも、どうでしょうの話が始まるとどんな仕事をしてますとか全く関係なくなり、ひじょうに短時間で親戚のように和気あいあいとなるという、ここが不思議などうでしょう寄り合い。
宴会場になりましたお店のスタッフの人たちにしてみれば、いったいどんな人たちの集まりと思ったことだろうね?まさか今日、自分とこのお店で初めて会った人たちばかりの宴会とは思いもよらなかったかもしれない。それを思うとなんだか不思議で、こんな時代をものともしない、その呑気さかげんに笑っちゃう。
でも、まぁ実際のところ、やっぱり初めて会ったではないのだろうね。「どうでしょう知ってる!」は、何故だかもう、ひとつの合言葉であり、その言葉だけで、古い馴染みのような気持ちにさせるのなら、それはきっとどうでしょうが好きになったが故の何らかの共通体験を集まった銘々が経ているのかもしれない。それは世間の誰もが知っている番組ではないということも含めた体験。そして、語り合いたくなるところのある番組だということなのかもしれない。そんなこともまた思います。

「ミスターの、未亡人です」っていうセリフに救われて番組にハマりました!と言われていたご婦人がおられましたね。「私もそのときちょうど未亡人でした」「あぁ、未亡人ですって、ハッキリ言っていいんだ(^^)それでなんか笑えちゃうんだ(^^)」そんなことを思わせてくれた「私の人生を変えてくれた番組です」と、懐かしそうにおっしゃっておりました。その隣にお座りのお姉さんも「私もどうでしょうで人生が変わりました!」とおっしゃられ「なんだか風景ばかり映してるなんて番組初めて見て!こんなんでいいんだ!って思ったら私も何か撮影の仕事がやりたくなって!人生が変わりました!」みたいなことでね(^^)。
いやもう何がみなさんの心に届くのかもう分からない。でも、確実に届いている。
寄り合いをしてみなさんの声を聞くと、そんなことをいつも思い知って本当に楽しくなります。
そんなこんなで、昨日の寄り合い千葉大会も和気あいあいとした雰囲気の中無事に終了。
終了後、我々2人は千葉から九十九里までの40分ほどの道のりを車で送ってもらいました。送ってくれたのは会に参加してくれた消防士さんで、もちろん最初から最後まで一滴の酒も飲まず、我々を九十九里の宿まで送り届けけてくれました。
どうもありがとう千葉!
そして明日はキャラバン千葉大会でございます!待ってるぞ!諸君!!
写真撮り損ねたから文字ばっかになったな。



【8月21日(月)嬉野Dの日記】

2017年8月21日(月)

嬉野です。
去年の秋のこと、
藤村さんと2人、ケッタイなイベントに招かれました。

そのイベントは「よろしくご笑覧ください」という実にへりくだったタイトル名のパフォーマンスイベントでありました。

場所は千年の王城でありますニッポンの古都、京都。
その京都の町中にある廃校となった小学校の講堂が会場でした。

会場に到着いたしますと、ステージを見上げる客席の真横に、明らかにステージより目立つんじゃないかと思えるほどのザブステージが設えられており、そこにド派手な金屏風が立てられデッカい1人がけのソファーが2つ並べられておりました。
そこに私と藤村さんが座るのだというわけでございます。

さて、そこに座った我々2人がいったい何をするのかといえば、
ステージで繰り広げられてゆきます熱演のパフォーマンスが終わりますたびに、熱演直後のパフォーマーたちに向けまして、ただいま熱演のパフォーマンスの印象をその熱も冷めやらぬすぐに「え??どーしました?!」と、代わる代わる思ったままの寸評をさしはさみまして疑義があれば呈するという、そこまでをパフォーマンスの一連とするといった趣向なのでございます。

出演するパフォーマーたちはそれを先刻承知で登場する方々ですから、中には誰もが度肝を抜くような粗削りの方が混じっておられたりするのでございます。
ところが蓋を開けてみますと、この粗削りの方々が爆笑を誘発する火薬庫であることが判明してゆくのでございます。

ちなみに、去年の「よろしくご笑覧ください」で、私が未だに忘れ得ないパフォーマンスはと言いますと「1人で風の谷のナウシカを最初から最後まで全部やるという恐るべき女がやってみせた、風の谷のナウシカ」でございます。
もちろん全部はやらせやしませんが、見ておりますと、この女は音楽も自分でやりはじめる。いや、勿論、やるといっても口です。BGMだって効果音だって臆面もなく口で入れてくる。

印象的な「ナウシカ幼児期の回想シーン」では、幼児期のナウシカも、オヤジも、連れ去られる小オームも、そしてあの小さい女の子の舌ったらずな歌も、とにかく一部始終を全部1人でやる。そしてどんな細部であれ、あの女は覚えていて、それを巧みに実演に変換してみせる。
巧みと言っても、かならずしも優れたパフォーマンスであると言っているわけではない。
ですが「あ!そうだった!そうだった」と、みんなが記憶の細部を確認するに十分な身振り手振りに変換して伝えてくる。
その動きの粗削りさが大胆すぎて、見れば見るほど心地よくなって、やがて観客は全員がどこかで笑い出し、笑い出したらもう止まらない。そこが凄い。いや、凄いと言っても出来上がりのレベルのことではない。芸のでき上がりの程度はといえば、たとえばプロの芸人と私という素人を両はじに置いて、あの女が、どちら側に近いかといえば圧倒的に私側に近い。近いというか、ほぼ隣ではないだろうかと思わせる演技レベルで。なのにそれでいて見る者を惹きつけてしまう恐るべきチカラをあの女は持っている。
けれど、あの身振り、手振り、口ぶりのどこに魅力があるのか、けんとうもつかない。
だが、見るほどに「こうなれば最初から最後まで端折らないで全編見せてくれまいか」と切り出したくなるほど、じつに中毒になる不思議なパフォーマンスなのです。

あのとき見せられた「実演、風の谷のナウシカ」の魅力は、たとえば人間が持つ計り知れないチカラです。
あんな程度の芸で人間は楽しめてしまうのかという驚きです。
しかし、だからと言ってあれだけのものは誰にでも出来るというものではない。だって、ちょっと気の利いた奴なら、すぐに動きが洗練されていくはずです。でも、あの女はそうではない。あの女の実演の動きは何処までも素朴、かつ、かなり適当と見せ、しかしその実、人間の魂に訴えかける強引さと確実さを兼ね備えていて、それが見る者の心を捕らえて離さない。この世にあんな結構なものがあるなんて、生まれて初めて見た。何処かであの女が実演ナウシカのワンマンショーをやるというのなら私は怖いもの見たさで何処へだって見に行くかもしれない。
人をしてそうまで前のめりにさせしむるほどに奇妙なものを、あの女はあの程度の動きで見せてくれたのです。
「アレだったら自分にもできるんじゃないのか」
見終わる頃、観客は全員「自分を信じ始め」「人間と生まれてきたことの果報」を感じて「明日からオレも頑張ろう」と人生に奮起するのです。

「よろしくご笑覧ください」という名のパフォーマンスイベントは、ぼくらの普段の受け身な心構えを打ち破り、あらぬ方向にあった可能性を信じさせるケッタイな笑いのボディーブローなのです。

「よろしくご笑覧ください」は笑かして笑かして、しかし見る者を圧倒せず、「オレもやれる」と、観客に生きる糧を与えてくれる、ここ以外、この世の何処にもない人類に貢献する爆笑イベントなのです。
さあ!
以上述べました「よろしくご笑覧ください」が今年も秋に京都で開催されます!
さあ!これは見た方がいい。

日時は9月30日、10月1日の2日間。場所は前回と変わらず京都。
チケット一般販売は本日8月21日12:30より発売開始!
チケットご希望の皆さんは、
以下よりお入りください!

https://suidoukyoudai.wixsite.com/yorosikugosyo-ran

それでは諸氏!本日も各自の持ち場で奮闘願います!解散!

(11:18 藤村)

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