来年は、毎朝「意味不明な言葉」で、あなたの1日がスタートする!
「2002年 どうでしょう 名セリフ 日めくりカレンダー」
皆様から、心に残る「名セリフ」を募集して、来年の日めくりカレンダーを作ろう!というHPだけの特別企画。
先週の木曜日に募集を開始して、翌金曜日までのたった2日間で、書き込み総数なんと!1500件!
どうした!キミたち!えらい勢いで書いとるぞ!
もう、読むのだって追いつかない。
当然のことながら、北海道の皆様からの書き込みが圧倒的。さすが!頼りになるぞ!道民!
まだ統計はとっておりませんが、次いで目に付くのが「静岡勢」。意外や意外、古豪「秋田」「宮城」などの東北勢を押さえて、今やすっかり本州の大部隊に成長した「静岡」。やはり「リターンズ休止」は、キビシイようである。
で、意外に少ないのが視聴率絶好調のはずの「関西勢」。まだ、これからということか。
「リターンズ」放送圏外でありながら多いのが「東京勢」。多分、元道民の方々であろう。北海道から上京していく年月、思い出すのは、「母の顔」と「どうでしょう」、というところでしょうか。
まぁ今回の投稿は、「量」より「質」が問われるものではあるけれど、こういう統計もたいへん興味深いので、逐一報告をしていこうと思います。
そう。今回の「名セリフ」募集。皆様から投稿していただくだけで、その「結果」を見ることはできません。
それは、「カレンダーを見てのお楽しみ!」にしておいた方が、絶対に楽しいのです。
例えば、キミの誕生日の朝。
ピラッと、カレンダーをめくる。
「おみまいするぞー!」
なんて書いてあると、
「おっ!なんかオレ、当たり!」
みたいな、たいして根拠もないヨロコビが湧き上がってくるでしょう。
「今日は、結婚記念日ね!」
「そうか、おれたちもう1年たったか・・・」
「ねぇ!どうでしょうカレンダー、いっしょにめくってみましょうよ!」
「そうだね!せーのっ!」
ピラッ
「・・・玄関にうんこしてってやりましょう・・・」
「・・・。」
もう、なんでか知らず「ふたりの将来が心配」みたいな楽しみ方もできるのだ。
だから、
「買っても一気に見ない」
「必ず毎朝一枚ずつめくる」
これが、1年を楽しく過ごすための極意である。
さて、投稿に際して、いくつか質問もありました。整理しておきましょう。
1.ひとり何回投稿してもOK。ただし、1回の投稿画面には、1セリフのみ。
2.住所・年齢等は、先に書いたような視聴者傾向を探るため。アドレスは、投稿されたものに不明な点があった場合の連絡手段として。
3.「締め切り」は、まだ決めておりません。「もういいかな?」と思った時が「締め切り」。多分、2週間ぐらいじゃないかな、と思っております。
4.発売時期、未定。皆様の協力次第!発売が遅れると「うるせぇ!まだいいのが集まんねぇんだ!」と、平気でみなさんのせいにするので、ご注意を。
5.販売方法は、いつもの販売店(ハンズ、冨貴堂では地方発送可)。インターネット通販については、検討中。
6.価格未定。でも・・・これが問題。
知ってた?日めくりって元値が高いのよ。広報担当の男も、「えっ!・・・そんなに高いのぉ?」と業者の前で慌てる始末。
そりゃそうだ。365枚、全部に違う言葉を印刷しようってんだから。
「な・・・なんとかするかぁ・・・」と言っているので、なんとかするでしょう。
今回も明らかに「儲けなし!」
7.あとは・・・あとは、細かいことは言わん!気にせずやってくれ!
ということで!では気になる「名セリフ」。いったいどんなものが投稿されているのでしょうか!
ちょっと紹介しておきましょう。
まず、見るからに多い!という人気ナンバー1は・・・
「シカでしたぁ」(マレーシア)
なななんと!大泉さんのセリフでもなく、一番しゃべっているであろう私のセリフでもなく、嬉野くんの「おマヌケな発言」が、堂々第1位!
やばいぞ!このままでは来年の元旦は「シカでしたぁ」で、幕開けしてしまう!(いや、別に一番多かったものが「元旦」とも決めてないんだけど・・・)
他にも、「ホワイトスネーク・カモン!」や「アイ・アム!」など、一連のマレーシア嬉野発言が上位にランクイン!
次いで人気が高いのが、
「パイ、食わねぇか~」(日本一長い料理番組)
これには、「奥さ~ん」とか「おかぁさ~ん」「子供たちもおいで~」などの派生語もあるから、全部まとめるとこれが一番多いかもしれない。
その他の上位陣は、
「トローリィー!」(サイコロ4)
「帰してくれんかぁ~」(サイコロ1)
「ここをキャンプ地とする!」(欧州リベンジ)
などなど・・・。
で、実際ズラ~ッと並んだものを見ていくと、それぞれの発言者に「ある特徴」があることにに気付く。
大泉さんのセリフというのは、もちろん数も多いが、カレンダーにふさわしい「名セリフ」と呼べるものが多い。
「母さん 僕は今 松山にいます」(サイコロ1)
これなんかは、大泉さんの置かれた理不尽な状況というものが端的に表現されており、「母への日本一短い手紙」みたいな感じで、実に奥深い。
「寒いんだよ 何処へ 行かふと」(サイコロ2)
大寒の日あたりに、ぜひとも載せたい、一編のポエムである。
嬉野くんのセリフにもこんなのがある。
「これ以上 北へ行ったら 僕は死にます」(欧州リベンジ)
この1行で、旅のつらさがひしひしと伝わってくる、これもまたポエム。
彼らのセリフには、その時の状況というものが、つぶさに伝わってくるような奥深さがあるのだ。これこそ、カレンダーにふさわしい「名セリフ」と言える。
それにひきかえ、この男のセリフは、ひどい。
「UKにゆけぇ~い!」(ヨーロッパ21カ国)
「まぁ、じゅうにやろうや」(十勝二十番勝負)
などなど、もうこの男のセリフは、投稿されるものすべてが「ダジャレ」なのだ。
画面上では、大泉さんが明らかに、お気楽でバカな役回りだが、こうしてセリフを検証していくと、本当のバカはミスターなのである。
安田さんのセリフも多い。カレンダーをめくっていきなり、
「有田焼は・・・燃やしますか」(対決列島)
などと書かれてあると、もう笑うほかない。
出番は少ないが、出ると必ず打つ。代打あぶさん並みの高打率を誇る男である。
それに比べて、口数が多いわりに、「名セリフ」となるとそんなに多くないのが私だ。
しかし、これが「私へのセリフ」となると、これはもう圧倒的に多い。
投稿されたセリフを、アイウエオ順に並べるとよくわかる。
タ行あたりは、「デブ」のオンパレード。
ハ行になると、「ヒゲ」がズラッと並ぶ。
「セリフ」というより「罵声」の嵐だ。
んで、フのところを見ると、
「藤村くんが、バカだ!」(四国88か所Ⅱ)
などと書かれており、もう目もあてられない。
このままでは、1年の半分以上が、私への罵詈雑言で埋まってしまう!
こんなもの、家に飾れない。
みなさん!ぜひぜひ!めんどうでも過去のVTRを引っ張り出し、忘れかけていた「味わい深いセリフ」の発掘作業に奮起していただきたい!
来年、カレンダーをめくるたび「おぉう!こんなセリフもあったか・・・はははは!」と、なんだか得した気分になるような、そんなカレンダーを作りたいと思うのである。
最後に、「セリフ選考」は、「数の多いもの」に限らず、「我々の独断」で決めさせていただく。
みなさんの、「ツボをついた」投稿をさらに期待するぞ!