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樋口了一さんからの手紙

樋口了一 | 2003. 2/ 6(THU) 13:34

こんにちは 樋口了一です。このあいだはどうも。

結局1/22から27までの六日間札幌に滞在しました。その間レコーディングあり
ラジオ出演ありライブありと色々盛り沢山でした。

パルス21でのライブ。
あれは驚いた。

あんな狭い場所にまるで爪楊枝みたいに人がささってた。
僕は座りで演奏したので、全然見えなかった人もいたでしょう。
すまん。
来てくれた人どうもありがとう。
あらためてどうでしょうのパワーを感じました。

楽屋で大泉君と鈴井さんが言ってたけど、何かもう自分達とは関係のないところであの番組が一人歩きしているようだと。
DVDそんなに予約入ってると、ええなにそれ、おれたちも欲しいなあと、まさにそん
な感覚なんだそうよ。
おそるべし。

 あの時(パルス21のライブで)1曲目にやったwords of lifeも今回のCDに収録されます。

実は昨日ミックスが終わったばかりでまだ湯気が立ってます。
昔のバージョンは僕が1人で仕上げたもので、何かすごいプライベートな繊細な良さがありましたが、河野圭くんのアレンジによって、今度は力強く生まれ変わりました。
滞在中に銭函のユーラシアに行ってきたんですが、すごい吹雪で、雪が真正面から飛んできては上に流れてゆく様をただただボーゼンとミミズのように眺めていたら、そんな雰囲気の曲になったみたいです。

1/6の夢旅人2002も無事ミックスまで終わりました。かっちょいいよ。ポーちゃ
んの声は入ってないけど。

 それで、三曲目に入る「きみへのうた」。
これは去年書いたんですけど、
実はずっと作家をやっていて他人に曲を作っていたら、逆に自分のスタイルと言うか、
じゃあ自分が自分で歌う意味ってなに?みたいな事を考えちゃって、
ここ1、2年自分のために曲が作れない状態が続いたんですけど、悩んだ果てにやっとたどり着いたのがこの曲なんです。
そんなふうにして出来た曲をまず北海道のみなさんに聴いてもらいたくて収録しました。
ピアノを弾いてくれた岡本洋さんと、せーので一発録りしました。
まさに時間を切り取ったような緊張感が漂っています。感想を聞かせて下さい。
 
いや何より昔懐かしい 北海道の人たちに会えたのがなによりうれしかった。みんな
全然変わってなくてよかったよかった。と他人事のように言ってますが、
「樋口君全然変わんないねえ」と先ず僕が言われたです。
進歩無し。

あっそうだ!

大泉君スープカレー食ったぞ。
うまかった。
まだ東京でははやってないです。
知らなかった。

自慢しよ。

 札幌から帰る時FMの藤井さんに送ってもらったんだけど、
東京が雨で天候調査中で、結果わかるまで上で飲んでようとのんびりしてたら、
下では僕らの名前を連呼連呼。
走った、走った。

走りながら思った。

「これではまるでどうでしょうではないか」。

完全に巻き込まれた。

 そうそう、CDのエクストラ映像の収録も面白かった。
番組でお馴染みの公園に畳をしいてこたつ置いて三人でトーク。
こたつの上にはミカン、ミカンの下には?

はたして何が???

 続きは見てのお楽しみ。それじゃ。次はライブで。

 音楽。
                                樋口了一