みなさま、ご機嫌麗しゅう存じます。藤村でございます。
先日発表した「どうでしょうバカ勢力図」によりますれば、地元北海道の勢力4に対し本州勢の勢力は6。いつのまにやら、地元よりも数値的には強大な勢力を保持するに至った本州勢。数年前までは、予想だにしなかった事態が今や常識になりつつあります。
その本州勢の中でも、最もどうで症に冒されているのは、バカ大将宮城、最古参秋田を中心とする東北勢。それに次いで、中部のうなぎ・静岡勢。並びに栃木・千葉・埼玉・神奈川などの関東勢。そして、涙の復帰組・関西勢。これらが、地元北海道を凌駕する本州軍団の大部分を構成しております。
トップページに「どうでしょうリターンズの放送地区」を示す日本地図がございます。
見事に日本の大部分に着色がされております。着色がされていない地域、すなわち「リターンズが放送されていない地域」の方が、今や少数派。
「首都・東京」、「名古屋を中心とする東海3県」、そして「九州」。この3大地区が、どうでしょう未到達の主要な地区。ただ「東京」は、千葉、埼玉、神奈川の各電波が届く地域もあり、実際には既に東京でも多くの方がご覧になっております。
ということは、完全なる未到達地区は、「名古屋を中心とする東海3県」と「九州」。
誠に勝手な個人的事情を申しますれば、この2地区というのは、まさに私藤村と嬉野の生まれ故郷。出演陣のお二人は生粋の道産子なれど、D陣2名は、本州からの流れ者。
北海道を愛する気持ちは道産子に負けないつもりではありまするが、忘れがたきはやはり故郷。
これまで「リターンズ放送地区拡大」の報を聞くたびに、我々自身「今度こそ我が故郷が!」期待に胸躍らせておったのは、偽らざる事実でございます。しかし、落選に次ぐ落選。そのたびに嬉野先生と手を取り合い「やはりダメであったか」と涙にむせび、「でも次こそは!」とお互いを励ましあったものでございます。
「故郷に錦を飾る」
決してそのような大それた事は思わずとも、しかしお互いの心中には、ほのかな期待のようなものがあったのは事実でございます。
そして・・・2003年10月。
「水曜どうでしょう」がスタートしてちょうど7年になります。
7年・・・。
長い年月であります。
そして今、また新たに「水曜どうでしょう」の再放送版「どうでしょうリターンズ」の放送地区が、1局増えることとなりました。
いよいよ・・・いよいよ、この日が来ました。
万感の思いを込めて、発表させていただきたい!
10月20日月曜日!
名古屋!「メ~テレ」にて!「どうでしょうリターンズ」放送開始ッ!
くそっ・・・申し訳ないッ!個人的な思い入れではあるが、今日だけは!今日だけは!素直に喜びを表現させてくれ!
「かぁちゃん!おやじ!名古屋でどうでしょうが見れるぞ!」
毎週月曜日深夜25時18分から、メ~テレにて「どうでしょうリターンズ」放送です。
ありがたいことに、第1回目の「サイコロ1」から順次放送です。
愛知・岐阜・三重のみなさん!これから永いおつきあいが始まります。
どうぞよろしくお願いします。
そして嬉野くん・・・ごめんな。