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家政夫のミタゾノ #4【再】

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DVD第4弾「サイコロ3 前編/後編 完全版」予約開始!

藤村 | 2004/02/27(Fri) 13:32:05


 さて皆様、本日のお加減いかがでござりましょうや。
 庄屋の嬉野でございます。

 実は昨日のことでござります。

 わたくしが土間で使用人の権八と共にわらじを編んでおりましたところ戸の外で馬のいななく声が聞こえてくるではありませんか。不信に思いまして表に出てみますと馬に乗った御侍がただ一騎でお出ましでございました。

 ただならぬ御様子に「いかがなされましたか?」と問いましたところ、

 「自分はどうでしょう藩、普請奉行(ふしんぶぎょう)の藤村という者だ。ついては庄屋殿にじきじきに申し述べたき大事があったので夜分迷惑かと思ったがこのように前後のこともわきまえず馳せ参じたのだ」とおっしゃいます。

 「なにごとでございましょうか?」とわたくしが聞きますと、

 「いや、実はな。今年は閏年であるから例年より一日だけ三月になるのが遅いとはいえ、あと3日程で三月とあいなる。不況の折からまことに申し訳なく思うが『どうでしょう藩年貢第4弾』の取立ての時期とあいなるゆえ、村の者どもに3月1日忘れず年貢納入に参るように伝えおいていただきたい。」

 と、こう言われたのでございます。

 「はて、昨年は正月早々より『第1弾』『第2弾』『第3弾』『写真集2』『天幕團』など次々ときつい年貢の御取立てがあり、今年もゴリ押しの御取立てで汲々たる財政事情に陥り、餅も満足にいただけないかと恐れおののいておりましたところ、年が明け正月になっても音沙汰がない。
 やがて松の内も終わり、節分の豆まきの時候になっても御城より使者の方も来たらず、いや、これは今年の年貢お取立ては無いものであろうか、やれ、うれしやと家内(いえうち)、村内(むらうち)の者ども一様に安堵いたし、それでは今年くらいは大いに羽を伸ばそうではないかと、家族縁者、友人知人と銘々に連れ立ってお伊勢参りに出掛けるは、酒盛りを始めるはで、村の者ども贅沢三昧をいたしおりまして、この上、いまさら年貢取立てに参ったと申されましても先立つ物がございません。どうぞ、今年ばかりはご勘弁を」

 そう申しましたところ馬上の御侍は烈火のごとく御怒りで、

 「年貢納入怠るような者が多数出でれば、庄屋その方、見せしめのために水車攻め石抱きの刑に掛け責め殺してやろうゆえ覚悟いたせ!」

 とこうおっしゃるのでございます。

 わたくしそれを聞きまして身の内に水をあびせられたような恐怖を覚え、昨夜より病を得ましてこのように床に伏せっている次第でございます。

 どうぞ、みなさま、3月1日月曜日は朝10時より、各村内の「ローソン屋敷」に参られまして年貢納入の件、滞りなきよう、なにぶん願いあげまするほどに・・・。

 と、いうことで、ですね。
 予約の方、来週から始まりますから、すいません、宜しくね。(嬉野)

【以上、2月26日付日記より】

 はいどうも鬼奉行の藤村でございます。

 嬉野先生がずいぶん趣味的な、まわりくどいストーリー仕立てで申し上げております通り、2004年3月1日(月)より、全国のローソンにてDVD第4弾の予約が開始されます。

 昨今話題の「どうでしょうDVD」でございますが、ご存知の通り一般のCDショップでは一切取り扱っておりません。特に本州の皆様におかれましては、ローソンでの「予約購入」が唯一、確実な入手手段でございます。

 改めて申し上げます。

 予約期間!3月1日(月)~6月14日(月)

 ロッピーの商品番号!466336(語呂募集!)

 受渡しは6月30日(水)!

 注)天幕團DVD封入のチラシには5月19日などと大書されておりましたが、真っ赤なウソでございます。

 なんでもすぐに手に入る時代に「なんでイチイチ予約を!」とお思いの方もいらっしゃいますでしょうが、弊社は弱小ローカル局。在庫を抱えるリスクが怖いのでございます。いや、金銭のお話ではございません。予約を取らず一気に10万本!とか製造しちゃいますと、局内にそれを置いておく場所が無いのでございます。「そんなことかッ!」お思いでしょうが、マジです。事実、局内のあちこちのスペースには、その昔調子に乗って作ったonちゃん人形などが行き場を失い、うずたかく積み上げられております。

 よろしいかッ!

 DVDは予約販売!予約を怠ればオークションなるもので高値を掴まされることは必定!

 何卒、3月1日から始まる予約期間内に、年貢納入の件、滞りなきよう!

 さもなくば嬉野なる者、市中引き回しの上、大型高速回転の水車に縛り付け、水攻め拷問に処する由、覚悟いたせ。



 追伸。

 DVD「サイコロ3」の内容については、後日改めて。今回は「受渡しまで4ヶ月」という長期戦ゆえ、まだまだ制作も途中段階。これからじっくりゆっくり語ってまいりましょう。

 ひとまず庄屋が痛い目に遭わぬよう、これまで以上の藩士諸君の結束を期待する。