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結婚指輪物語 第12話

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嬉野先生のおバカ日記(10月19日)

嬉野 | 2004/10/20(Wed) 14:43:26

藤村でございます。昨日のこと。
「日本シリーズでクラシックの放送時間が繰り下がるから、日記に書いといて」
そう嬉野先生に言いまして、私はDVDの編集に没頭しておりました。
夜も更けまして「さぁ帰ろうか」と、「おっとその前に、日記を見ておこうか」と、そう思い立ちましてページを開きますと・・・私は、なんと言いますか、先生の日記を読んで、強い「脱力感」に襲われたのでございます。

嬉野雅道45歳。2004年10月19日の日記でございます。

10月19日(火)嬉野です。

先に掲示板の更新をしましたら随分と日記の更新が遅くなりました。すんません。夜更けに日記の更新でございます。

もうみなさん、晩御飯もお食べになって、やるこたやって寝てしまおうかというあたりですか?

まぁなんでも良いですが本日は夢の話でございます。

夢を見た後の寝起きの感覚というのは、何でしょう妙に官能的な寝覚めであるような気がします。正確に言いますと昔、十代の頃そんな感覚の寝起きを頻繁に経験していたような気がするのです。
なんで、そんなことをここで言い出したかといいますと、その感覚を随分忘れていたからなのです。

忘れていたということは、そんな官能的な寝起きを最近経験したということだなと思っていただいて構わないわけであります。

官能的といいましても奥さんねぇ、裸同然の婦女子が夢枕に立ったとか言うことじゃございませんよ。
そーいうんじゃないんです。
まぁ、それだってね望むところですけどもね、とりあえずそー言うんじゃない。
というか、何を見たのか忘れてるんですが、奇妙に夢らしい夢を見たんです。
一年前。あれは紛れもない「水曜天幕團」の公演期間中のことでございました。
夜毎、わたくしは、夢を見たのでございます。

まぁ、ここで不思議な夢の中身の話でもできればお楽しみでもございましょうが、中身はひとっつもお覚えていないんです。
ただただ、夜毎夢を見るという懐かしい感覚が蘇って新鮮だったのでございます。

アレは不思議でしたねぇ。
「なんで、こんなに毎晩のように夢を見るんだろう」
そう思いながら夜中にひとり覚醒したものでございます。
わたしが、舞台に立って演じているわけではないのに。
むしろ本も書き終わって自分の役目はほとんど終わった公演期間中なのに。

夢から覚醒した後、自分の脳みそが瑞々(みずみず)しくなったような感覚に襲われたんですね。そしてその感覚に包まれながら思い出したわけでございます。
「そうだ、高校生の頃まで、確かにこんな寝起きの感覚は頻繁にあったよな」と。

今もまた、あんな官能的にさせる瑞々しい夢は見ません。

見るのは、おしっこしてる夢くらいですね。
それもトイレではないところで、おしっこをしてるわけです。
そして、夢の中で放尿しながら、「あぁ、スッキリした」と思うわけです。実に危ない話です。
ただ、その放尿が止まらない。
あまりにも止まらないからやばいなぁと思い始める。
してはいけないところでしてるから、だんだん人の目を気にし始めるわけです。誰か来るんじゃないか。
そわそわしだすわけです。
そこで目が醒めるわけです。
すると、もう膀胱が、ぱんぱんで布団の上で覚醒した自分を発見するわけです。もう慌ててトイレへ行くわけです。

これはやばいですねぇ。
そのうち寝小便たれるんじゃないかと思うわけですよ。
そーなりましたらですねぇ。これはやばいです。
もう、恐くてロケとか行けませんね。
四人部屋なんぞもってのほかです!
個室です個室!

でもなんであんな夢を見るようになったのだろうかと思いますと謎ですねぇ。

さて!明日の北海道地方の「クラシック」は日本シリーズ第4戦の後ですので、延長という場合には、放送開始時刻が押す場合がございますのでご注意下さい。

わるかったね、詰まらん話で、長くて。
じゃ、また明日。

・・・藤村です。

「さて」じゃねぇよ。おれはね、編成からね、「先日のサッカーで放送時間が繰り下がり、ずいぶん苦情が来ました。必ずHPで告知をお願いします」と、そう言われたわけですよ。「わかりました」と、そう言ったわけですよ。それがなんですか、なーにを長々と意味不明な夢の話を書いてんだと。なにが「膀胱がばんばん」だと、言いたいわけですよ。

もうなんですか、私は書き出しの部分ですでに吹き出しましたね。

「まぁなんでも良いですが本日は夢の話でございます。」

なんでよ!と。なんで「本日は夢の話」なんだ!と。日本シリーズじゃねぇのか!と。

「奥さんねぇ、裸同然の婦女子が夢枕に立ったとか言うことじゃございませんよ。」

「見るのは、おしっこしてる夢くらいですね。」

「ただ、その放尿が止まらない。」

なに書いてんのよ!と。

これだからもう、先生の日記は目が離せないわけですよ。