グルメといで湯!ぶらりカブの旅 ガイドブック2−2

藤村 | 2000. 7/13(THU) 13:17

 すいませんが、このページを開いた方。「ガイドブック2」は、このページの1枚前から読んでください。これは、続きです。1枚目で「ういろう文化論」について論じているうちにページを使いきっちゃいました。まずは前のページへGO!

 さて、戻ってきたかたは、ここから続きです。

<通算4日目> 山口県萩ー大分県湯布院

 湯布院温泉 「遊輪」(ゆうりん)

「湯布院」。ここは是非一度訪れてみたかった。出演者のおふたりには申し訳ないが、湯布院に来たいがために「カブで西日本を走ってもらった」と言っても過言ではない。

「湯布院」の何がそこまで私を惹きつけたのか?

 それは、日本各地に温泉あれど、ここほど「コンセプトが統一された温泉」は他に見当たらないから。

「女性に好まれる温泉」そう思います。
 
名の知れた温泉といえばその実、巨大ホテルに団体客。道には赤いちょうちんがぶらさがり、奥へ入れば「誰が見るんだ?」というストリップ小屋。いくら個々の宿が魅力的でも、温泉街の雰囲気というもの、こればっかりはどうしようもない。
でも、「湯布院」さんは、そこらへん徹底していらっしゃる。雰囲気は、観光地で言えば「軽井沢」や「清里」。こじゃれたお店が点在するあれです。それが温泉街なわけです。

 そして、なにより「宿」に特徴がある。「こじんまり」としてらっしゃる。そんでもってお部屋が「離れ」でいらっしゃる。「離れ」ですよ。ドアがズラっと並んでるじゃなくて、敷地内で「棟」が「離れ」て独立してるんです。当然、風呂へ行くのも自分達の「家」の玄関を出て、下駄かなんか鳴らしながら、外を歩く。我々の泊まった「遊輪」さんなんか、露天風呂もいくつかあって、それぞれが「貸切」できる。まあ「家族風呂」というやつですな。「家族風呂」と言うとちょと「やらしくない?なんか」と不謹慎なことを考える御仁もおいでだろうが、我々も男4人その「貸切露天風呂」に入りましたが、これはなかなか良い気分。特に風呂といえば、大泉さんに「ひとうなり」いただく、というのがお決まりの我々にとって、「この人たちなにやってんの?」という好奇の視線がない、というのは有り難いこと。
 でも一番いいのは、ひとりで入る朝風呂。わかりますか?ひとりで朝日を浴びながら露天風呂をゆっくり占有できる喜び。これぞ求めていた温泉の醍醐味!でございます。

 さて、今回のお宿「遊輪」さんは、5人利用でひとり14,000円。これは安いです。しかしながらやはり男ばかりというのは、ちょっと場違い。レストランでこじゃれたコースを振舞われた日にゃ、いたたまれなくなる30男たちでした。だから7点。

<5日目> 大分県湯布院ー宮崎県綾

 この日の昼食は、うどん。いまいち。やっぱりうどんは四国!

 宮崎青島名物「ういろう」

「ういろう」好きの魔神。ここでは「対決」という仕事上の理由ではなく、あくまでも「個人消費用」として購入。
「ちょっと止まっててもいい?」
「どうしました?」トランシーバーの向こうからミスターが答える。
「ちょっと、ういろう買ってくる」
「それは・・・あれ?またやるってこと?」
「違うよ。僕が食いたいから」
「ああ・・・」
ちょっとひと安心のミスターでした。
で、お味は・・・どちらかといえば「名古屋系」。山口の足元にも及ばず5点。でもそのパッケージデザインが「おい、いつの時代だ?」といいたくなるほど味がある。よろし。

宮崎県綾町 酒泉の杜 陵陽亭

 ここです!今回の「どうでしょう旅館大賞」を見事受賞したのは!

 なにがいいって、まず部屋がいい。広いったらない。気持ちいいったらない。でまた、我々の泊まった部屋が特別広いんじゃなくて、「どのお部屋もこれぐらい広いです」という心意気がいい。
「そーなんですかぁ!いやぁいいですなぁ」
「お風呂の方も、各お部屋にひのき風呂がございます。」
「な、なんですとーッ!ひのき風呂ですとーッ!」大のひのき風呂フェチの私が叫ぶと、全員が風呂へ一直線。
「おわーっ 広いよこれぇ!」意外とこういうことになると俊敏なミスターが第一声をあげる。
「おっ!広いのかい?ひのき風呂」
「いや、風呂じゃなくて、脱衣所が」
「なに?脱衣所が広いって、そんなことどうでもいいでしょ・・・うわ!なんだこの脱衣所!銭湯みてぇだ!」
確かに部屋に存在するとは思えない、その広々空間にちょっとびっくりでございました。脱衣所にまでこのゆとりを持たすとは、その心意気や良し!

 そして、極めつけはなんと言っても「料理」。

一品づつ、バカがつくほどていねいに、順番に、温かいものが出てくる。これは、当たり前のようだけど、なかなか出きることではありません。どっかに、これはずいぶん前に作ったものだなぁ・・・という料理が混じっているもの。それはそれで、しょうがない・・・と普通なら思うけど、そんな感じはここでは受けなかった。これはスゴイことです。お味は、あえて言う必要もなし!満足でした。

 そもそもこの宿は、焼酎で有名な「雲海」酒造の敷地内にある宿。一帯は「酒泉の杜」という酒好きにはたまらない「お酒のテーマパーク」みたいな所。我々は「酒に興味なし!ビール一杯でご満悦」というタイプなので、そんなにうれしくもなかったですが。さらに、宿の建物自体は、別に豪華でもなくちょっと「公共の宿」みたいな雰囲気で「大丈夫ですかな?これは・・・」という感じ。大浴場も「ありがち」です。

 たぶん、全てが満点ではなく、一番肝心な所が120点!というのが「人を惹きつける魔力」なんでしょうな。5人利用でひとり18,000円でした。でも小人数ならだいたい2万円以上するようです。朝食も「うまかったぞぉ!」10点!

<6日目> 宮崎県綾町ー鹿児島県指宿

 おっと!「青島ういろう」は、この日に買ったんでした。訂正します。

 昼食は、大泉さんのみ「アノおにぎり2個」。

考えてみれば、昼食ってろくに食べてないですなぁ。しかし、「どうでしょう」さんは、よく「メシぬき!」になります。しょうがないんです。ぎちぎちですから。
「そのかわり藤村くん、晩めしはわがまま言わせてもらうぞぉ」
それでいいんです。そのために今日一日がんばろう!と思うでしょ?大泉さん。

指宿温泉 白水館

我々がゴールを変更する決定打になったのが、この「白水館ご自慢の大浮世風呂」の豪華な写真でございました。

 確かに広くて、豪華。でもそれなら北海道は負けてません。だから、そんなに驚かなかった。
 部屋も広くて、豪華で、気持ちよかったぁ。でも、「酒泉の杜」を見たあとでは、びっくりしなかったものなぁ。
なにせ「豪華」。「豪華」なんです、ここは。「なんでもかんでも豪華」というのも、それはそれで、どうですかなぁ・・・という気持ち、ここまで読んだあなたなら、わかるでしょう?ひとり18,000円。6点。

 長くなりました。「宿」についてしゃべり出すと、止まらないのでございます。

                  完。





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