事故で死亡した蓮くん(当時1歳1か月)
事故当時の状況を語る母親
事故の発生時に提供されていた給食
「蓮の人生はここで終わっちゃうの?」
2年前のあの日、園に預けたわが子は誤嚥で死亡した。
全国で繰り返される事故、なぜ悲劇を止められないのか。
2024年10月、札幌市北区の認可保育園で当時1歳1ヵ月の男児が給食の肉を喉に詰まらせて死亡する事故が発生した。
給食で提供されていた肉はおよそ2センチ。そして保育士が誤嚥に気がついてから消防を呼ぶまでにかかった時間はおよそ2分だった。
事故の発生以降、園側が沈黙を貫く中、1年の時を経て専門家などの有識者から札幌市に提出された検証報告書は給食の食材サイズや救命処置の課題を指摘しながらも市の指導監査は「法令上の問題なし」と結論づけるものだった。
責任の所在は曖昧なまま残され、母親はおよそ2年、理不尽な思いとともに失った我が子を思う日々を続けた。
ことばを口に出せるようになる前に失われた幼い命。そしてこの事故が起きた後も、全国各地で園児などの誤嚥事故は繰り返し起きている。
番組はいまの保育現場の現状に警鐘を鳴らす専門家、誤嚥事故でわが子を失い、以来活動を続ける母親などを取材。さらに検証報告書や遺族の証言などから浮かび上がる「事故を防ぐことができたかもしれなかった」分岐点に注目し、全国各地で起きる悲劇を食い止める道を探る。
そして事故から2年、母親の決断はー。
誤嚥事故が起きたアイグラン保育園拓北(札幌)
検証報告書に書かれていたのは...
出演者
- ナレーター
- 室岡里美(HTB アナウンサー)
スタッフ
- 撮影
- 石田優行
- 音声
- 亀田一平汰、堀田実咲
- 編集
- 中川大輔
- 美術
- 久我直也、佐藤紬
- ディレクター
- 中川宙大
- プロデューサー
- 高橋啓人














