2009年05月07日（木）
貴重な氷
焼酎をロックで飲む。透き通った丸い氷が良いと言われていますが、この氷は空気の入った白い部分がいっぱいです。
なんの変哲もない氷です
実はこれ、「イチオシ！」のMIKIOジャーナルでおなじみ、南極観測隊から帰国したばかりの阿部みきおさんから頂いた氷。
そう、南極の氷なんです！
真っ白な部分に実は秘密が！
ロックアイスとしては不純物になってしまう白い部分の空気ですが、おそらく数万年前の空気であろうということなので、貴重ですよね。いわば空気のタイムカプセル。こんな古いタイムカプセルを開けることができるなんて感動です。
阿部さんに感謝
焼酎をそそいでしばらくすると、「ピキピキッ」という音と共に数万年前の空気が私の鼻腔をくすぐります。（ちょっとオーバー？）においがあるわけではないけれど、色がついていてはっきり分かるというわけでもないけれど、だからこそ想像力をかき立てられる瞬間です。早速ひとくち飲んでみると、心なしか焼酎が非常にまろやかな口当たりに。数万年前の地球に思いを馳せつつ、杯を重ねる至福の時間でした。
