2012年05月18日(金)
春の高校野球開幕
プロ野球は交流戦が始まりましたが、高校野球も動き始めました。
現在、春季高校野球が各地区で行われていて、熱戦が繰り広げられています。
一冬越えた球児たちは、一回りも二回りも体が大きくなり、たくましくなっていました。
旭川に取材に行ってきたのですが、手堅くバントでつなぎ、タイムリーを打って点を奪うという理想的な野球が出来ているチームもあれば、バントがなかなか決まらず苦しんでいるチームもありました。どのチームの監督に話を聞いても、「今日の勝ちはたまたまです。こんなにミスが多い野球では夏は勝ち残れない。」、「今日のミスを夏までに修正したい」という声が聞かれました。
私が高校球児だった時も、地区大会でミスが出て、県大会に進むことが出来ませんでしたが、その悔しさを糧に夏の大会ではあれよあれよと決勝戦まで進んだことを思い出しました。エラーが出た時も、「お前のその甘さが、チームメイトの3年間を奪うんだ」と厳しい声を掛けあいながら、プレッシャーのかかる場面を日常の中から作り、試合に臨んだことを思い出します。
3年生にとっては、1試合1試合が大事になってきます。勝ったチームは、勝つことでしか学ぶことのできない経験があるはずですし、負けたチームは、その悔しさを夏の大会にぶつけてほしいと思います。
全道大会は、今月28日から札幌の円山球場で始まります。
どんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみです!