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きくちャンネル

2018年05月03日(木)

余市の甘エビにぞっこん!!

きょうからゴールデンウィークも後半戦。

生憎の天気で、お出かけやお花見の予定を

変更されている方もいるかもしれませんね。

今朝のイチモニでは、余市町から桜中継をお送りしましたが、

晴れていたら、より素晴らしい桜道なんだろうなあと思って見ていました。

そんな余市町で現在、甘エビ漁が行われています。

3月から11月まで操業しているそうで、

今回私はその甘エビ漁に密着取材してきました。

日の出4時49分_R.JPG

午前4時49分。

綺麗な朝日が姿を現しました。

漁場までは、片道2~3時間。

船は時速20キロに満たない速さなので、

漁場は余市の北約60キロといったところ。

作業が始まる頃には、すっかり日が高くなっていました。

余市の甘エビ漁は、「エビ籠」と呼ばれる籠を使って行われます。

エビ籠_R.JPG

これを水深500~600メートルに沈め、

籠の中に入ったエビを引き揚げるというものです。

1か所につき、500籠。

それが計4か所あり、一日に2000籠を揚げます。

荒波の中でも作業は続きます。

漁師さんの足腰や腕っぷしの強さ、本当に凄いです!!

籠に入ったエビは、船上で素早く仕分けされます。

大きさやオス・メスに分け、すぐに生け簀の中へ。

エビは鮮度が落ちやすいため、迅速な作業が求められます。

甘エビ_R.JPG

そして、夕方6時ごろ。

夕日が沈みかける中、帰港します。

午後6時ごろ帰港_R.JPG

今回の乗船時間は13時間。

私はこれだけでもクタクタでしたが、

漁師さんのさらに凄いところは

翌日朝2時すぎから、再び作業が始まるということ。

前日に獲った甘エビを生け簀から出し、箱に詰めて出荷します。

出稿前に箱詰め_R.JPG

ですから、自宅に帰り、夕食を済ませ、睡眠をとったら

日が昇る前にまた港へ。

我々が普段特に意識することもなく口にしている美味しい甘エビは、

こういった漁師さんの存在があるからなのだと再認識しました。

そんな余市の甘エビ漁の模様を、

今週5日(土)イチオシ!モーニング「食のチカラ」の中で放送します。

余市でしか食べられない甘エビをふんだんに使ったラーメンや、

余市前浜えびラーメン_R.jpg今回お世話になった漁師の柳谷さんの自宅で頂いた甘エビ丼等、

内容盛りだくさんでお送りします。

柳谷勝明さん_R.JPGこれを見たら、

甘エビを食べたくなる!余市町に行きたくなる!

と思います。

番組は、土曜日朝6時30分からです。 是非ご覧ください。