2009年04月29日(水)
ピンクのルージュを唇に
百貨店の化粧品売場。
明るい照明と、ビシッと並べられた商品。
そして、完全フルメイクで店頭に立つ美容部員サン。
ある意味、ここは女の聖域。
女である私でさえ、近づくのにちょっと勇気がいる。
・・ハズなのに、なんと、驚いた。
美容部員に「メンズ」が多いのだ!
先日、東京での出来事なのだが、
百貨店の化粧品売場で接客するのは
白いシャツの襟を立て、笑顔の爽やかな男性美容部員サン。
やや戸惑いつつ、お目当ての売場に近づくと
黒い短髪の、いかにも清潔そうな男性の美容部員サンが
「口紅でお探しですか?」とやってきた。
鏡の前に座らされ、長々と化粧品のアドバイスを受けるのが
正直言って、苦手な私。
いつもなら「あ、もう買うもの決まってるので・・」と
そそくさと購入して帰るところですが
「春の新作があるんですっ!どうぞこちらへ」
そんな爽やかに言われたら・・・つい、イスに腰かけてしまった(笑)
で、さっそく、その新作の口紅をつけて頂いたのですが
メイクをされるのは近いわけですよ、距離が。
仕事柄、誰かにメイクをしてもらうのには慣れてるハズなんですが
・・・ちょっと照れます。
イイ男に、口紅を塗ってもらうというのは、
自分も、いい女になったような錯覚を味わえるのかも・・。
そうか!販売メーカーの狙いは、これか!
そして、その狙い、まさに的中だった森なのでした。
今後、札幌にも、男性美容部員が増えるのかもしれませんね。