2008年09月01日(月)
取材日記
また、行ってきました。夕張です。
石炭の歴史村にある、ロボット大科学館が解体—
今から20年前の1988年4月、
8億4000万円もかけて開設した施設です。
老朽化が進み、経費の面でも維持できないため、
解体が決定しました。
10メートル以上ある巨大ロボットも、
胸、頭部、腹部と、順々に、
建物と一緒に、ガラガラと大きな音を立てて崩れ落ちていきます。
目がポロっと落ち、頭が大型クレーンで一気に
つまみ上げられ、落下するロボット・・・
20年の歳月が、わずか一日で、
跡形もなく、壊されてしまいました。
見ていて、切なくなりました。胸が苦しくなりました。
ロボットがかわいそうでなりませんでした。
ご飯も喉を通らなくなりました。