2011年11月02日(水)
ドはまり。
"海外の美術館に所蔵されている絵画の額縁から、
ポッと飛び出してきたような世界・・・!"
これが、第一印象でした。
先週、札幌市民ホールで、バレエを観てきました。
生で目にするのは初めてです。
平日だったんですが、会場は満席。
9割は女性のお客さんで埋め尽くされていました。
ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
日本公演 2011
演目 『白鳥の湖』
3幕に分かれていて、
チャイコフスキーの音楽とともに
中世の絵画が再現されているような、華やかな世界観―
幕が開いた瞬間、
それはそれは、息を飲む美しさに吸い込まれました。
セリフがないのに、
手から足の指先までの全身の動きや、
ドレスがなびく様子、その余韻で、
なぜ、あんなにも感情が伝わってくるんでしょう。
今にもセリフがきこえてきそうでした。
それに、
クルクルと30回以上も回転しても
ダイナミックなジャンプをしても
足音がほとんど聞こえず、軽やかなんです。
もう、うっとり。
これまで、数多くの舞台を観ましたが、
日本で、"ブラボー"の声があちこちから矢継ぎ早に聞こえ、
会場いっぱいに響き渡っていたのは、初めての経験でした。
どうやら、私、バレエにハマったみたいです(笑)