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めぐみ横丁

2015年05月21日(木)


「万年筆は、一度手にするとハマるよ。」

こう話すのは、長年愛用しているという番組スタッフ。
前回のブログと、初めて手にした
万年筆について綴った新聞コラムを読んで、
声をかけてくれました。


「世界で有名なメーカーがあるのは、
スイスやドイツ、イギリス、アメリカ。
ドイツの子どもたちは、
鉛筆ではなく、万年筆片手に
学校の授業を受けているんだ。」

「へ~!」

「日本は漢字文化だから
海外より日本のものの方が
ペン先が細いんだって。」

「へ~~!!」


すると、おもむろにペンケースから万年筆を数本取り出し、
試し書きさせてもらいました。

同じブルーブラックインクでも、
インクの滲み具合や、乾いたあとの質感が一本一本違います。


万年筆談義、止まりません。

今度は、私から質問を。

「ペン先が広がったりしたら
買いかえなければいけないんですか?」

「デパートにあるペンクリニックで、
職人さんが、ペン先を削ったりして
描きやすくしてくれるよ。」

「ペンのクリニック!?」

知りませんでした。
万年筆のお医者さんがいるんですね。


使うごとに変わる風合いを楽しみながら
一生大切にしようっと。

万年筆の奥深さに、ますますはまりそうな予感。


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