2015年09月18日(金)
橋
みなさん、突然ですが、
"橋の名前"って、どのようにつけられているか、ご存じですか?
ずーーっと気になっていました。
出張やドライブで道内をあちこち巡っていると、
「うわぁ、この橋の名前ステキ ❤」 と思うことが多くって。
機械的でなく、どこかあたたかみがあるんです。
たとえば、北海道の風景や季節をを感じるもの。
紅葉橋。雲海橋。春笛橋、夏笛橋、秋笛橋、冬笛橋。etc...
他にも、シメジ橋、マイタケ橋など、食べ物や、
樹木の名前がついている橋も見かけたことがあります。
う~ん、う~~~む。
あれこれ調べていたところ、ナゾが解明したのでありますっ!
北海道開発局の方が、教えてくれました。
道内の "国道にある橋" の場合、
まず、北海道開発局で、"仮の" 名称を決めます。
地元のみなさんに親しんでもらえるか、熟慮。
地名はもちろん、その土地を象徴するものが多いんだそうです。
次に、その名称で良いか各自治体にたずねて、OKであれば正式決定。
中には、自治体側から 「こんな名前をつけてほしい!」 と
要望があるケースもあるそうですよ。
たとえば、愛別町から、旭川開発建設部に、
「愛別の特産であるキノコで、生産量の多い3種類の名前をつけたい」
という提案があって、
エノキ橋、シメジ橋、マイタケ橋、になったんですって。
話をうかがった担当者は、
「仕事といえど、街のみなさんのことを考えてつけた名前の橋が
実際かかっているのをみると、感慨深い」
と、話してくれました。
な~るほど!
現在、北海道の国道にかかる橋は、4162。
その1本1本に、名前がつけられています。
シルバーウィークや紅葉シーズンにお出かけする時、
ちょっとでも気になった方は、ぜひ、チェックしてみてください。
もちろん運転手以外の方ですよ ^ ^
もしかしたら、何気ない景色に、
彩りが添えられたように感じるかもしれません。
あ。 写真、気取ってスミマセン。