2018年04月09日(月)
四季を走る空間
実際に乗務されているクルーにこんなことを聞きました。
「あなたにとってこの列車とは何ですか?」
優しさ (ラウンジのバーテンダー)
チャレンジ(食堂車のシェフ)
絆 (客室担当クルー)
希望 (上野駅の地上クルー)
先日、JR東日本の豪華周遊型観光列車「四季島」の
今シーズンの営業に向けた乗務員訓練が公開され、
鉄道ファンにはたまらない取材に行って参りました。
函館→登別を完全乗車という、もうタマラナイ3時間半。
ただ、社内は報道各社分刻みのスケジュールで
体力、精神力、高級な空間を汚してはいけないという
プレッシャーにより?全身筋肉痛に・・・
取っ手ひとつから料理まで、非日常をちりばめた贅沢な空間。
大きくとられた窓から、変わりゆく日常をぼんやりと眺める。
車内の廊下に配置された小窓は、まるで美術館の回廊のよう。
列車の窓が「額」の役割をしていて、その中の画は移り変わる。
自分がアートの一部になったような感じを受けました。
動力であるディーゼル発電機をあえて見せる演出は
フェラーリを担当したデザイナーが手掛けた大胆な演出の一つだとか。
興奮しすぎて、一番の鉄的ポイントの写真を撮り忘れました。
函館駅で入線を見ていた私は、2歳の息子と全く同じ興奮の
仕方でした。「ア、キターー」と(撮影素材を見て判明、、、)
近未来と伝統の融合「四季島」取材、楽しかったのであります。
ちなみに、今応募可能な今年のツアーは
おひとり様(2人利用)50万円から!!