2018年04月30日(月)
飛べ、ロケット!
期待、歓喜、希望、不安、葛藤、苦悩
すべてが詰まった3日間でした。
大樹町のベンチャー企業によるロケット打ち上げ。
先週金曜夜から今日の午前まで、大樹町に行き
現場で打ち上げの裏側に密着していました。
「実験といえども人様の荷物を載せて飛ぶ責任の重さ」
「万全に万全を期して飛ばしたい」
「できる限りの準備はしたが、それでも想定外は出てくる」
「ロケットの打ち上げは改めて難しい」
社長の稲川さんは、いかなる時も冷静に分析をして
我々報道陣にありのままを伝えてくれます。前向きな言葉と共に。
きょう未明、打ち上げ中止となり格納されるロケットを間近で取材しました。
これが宇宙まで行くんだなぁ。
いや、そうなんです、そうなんだけれど、素直に、しみじみそう感じました。
先端のオレンジ色の部分は、地元の塗装店が塗装を担当。
「投資とは、ただ信じること」と社長が語る
投信運営会社のスポンサーの名前も堂々と。
内部には札幌の町工場が作った部品をしっかりと装着して。
飛行機が空を飛ぶのでも感動するのに
「ロケット」は「宇宙」まで行くんですよ、宇宙に!!!!!
もう涙ちょちょぎれちゃう!
マチの、北海道の、日本の、いや、世界の期待を背負って。
民間単独初を目指し、リアル下町ロケットの挑戦は続きます。
遠い宇宙は、もうすぐそこに。