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よゐこ&スザンヌの旭山動物園日記2010

みどころ

てながざる館、エゾシカの森、それにホッキョクギツネ舎…
2009年も旭山動物園には、アイデアいっぱいの施設がつぎつぎと誕生しました。

テナガザルの移動能力の高さを知ってもらおうと設計された「てながざる館」。オープンスペースにはジャングルの木のような巨大な遊具、建物の壁には〝つかまり棒〟が設置されました。施設が完成すれば、テナガザルがあちこちに飛び移る姿が観察できるはず。ところが、オープン前の準備でテナガザルを放したとき、誰もが目を疑う事態に…!

野生のエゾシカは切り立った崖(がけ)を駆け上ります。知床ではよく見られる光景です。こうした自然の環境を再現しようと、「エゾシカの森」には岩を積み重ねるような形で、崖のような急斜面が建築されました。この施設でエゾシカが見せた野生の姿とは・・・?坂東元(ばんどうげん)園長の思いがつまった「行動展示」の実現で、来園者は思わず歓声を上げます。

2頭のホッキョクギツネが暮らす新施設には、木の橋をかけました。1頭は早速、身軽な橋渡りを披露してくれましたが、別の1頭には思わぬハプニングが…!そして、これまで屋根のあった施設が屋外に移動したことで、冬のホッキョクギツネは、となりの施設のシロクマとともに、どんな北極のイメージを見せてくれるのでしょうか…。

旭山の魅力を伝えてくれるのは、よゐこの2人です。子供たちに大人気の濱口優と、良きお父さんでもある有野晋哉が、新たな「行動展示」の魅力をふか~く掘り下げます。また、よゐこと動物たちとの“触れあい”は意外な展開を見せていきます。

一方、スザンヌは、閉園期間の旭山を訪れます。年老いた動物たちが懸命に生きる姿…。今年生まれた動物たちの赤ちゃん…。ふだんは見ることができない動物園のウラ側をスザンヌがしっかりと見てまわり、動物たちから受け止めたメッセージを伝えます。


動物園の可能性を追求しつづける旭山には、今年も驚きのエピソードが満載です。新施設で明らかになる動物たちの圧倒的なパワー、その決定的瞬間の数々をぜひご覧ください。