2019年9月16日(月・祝)午後4時～4時50分 放送

俳優・宇梶剛士さんは土屋まりアナウンサーとともに深川駅から留萌線に乗り、約５０㎞先の終着・留萌駅を目指します。

留萌線は明治時代に造られ、留萌沿岸で取れる海産物を内陸部に運ぶ重要な路線でした。大正時代には増毛～留萌間も開通し、多くの人々の交通手段でもありましたが、沿線自治体の人口の減少とともに乗客も減り、平成２８年に増毛～留萌間は廃線。残った区間も今後の存続が危ぶまれている路線ですが、沿線には魅力的な町があります。2人は鉄道ならではの旅の醍醐味を味わいながら、途中下車し、沿線の町を訪問します。

秩父別町では町のシンボル・開基百年記念塔で、しあわせの鐘を鳴らし、「緑のナポリタン」を味わいます。その麺は町のある特産物が使われていてビックリ！そして太古の昔は海だったという沼田町では、化石が発掘されるという川に行ってみることに・・・。そこで２人は奇跡的にあるものを見つけてしまいます。そして夜の帳がおりてホタルを見ることができるという場所へ。撮影を行った６月末は「まだホタルを見るには早い」と地元の人は言っていましたが、

またまた奇跡が起こります。

沿線には２つの名前をもつ駅があります。なぜ２つの名前を持っているのか地元住民の方に話を聞くと、色あせることのない留萌線を舞台にした２０年前の思い出を語ってくれました。

【出演者プロフィール】
宇梶剛士・・・俳優として舞台、テレビ、映画、ＣＭなど幅広く活躍。２０２０年４月に白老町にオープンするアイヌ文化復興の拠点・民族共生象徴空間（愛称ウポポイ）のＰＲアンバサダーを務める。

土屋まり・・・２０１７年ＨＴＢに入社したアナウンサー。現在は情報番組「イチオシ！！」（毎週月～金　午後４時から７時）に出演している。

【制作スタッフ】
ナレーター　森さやか
ディレクター風野良夫
プロデューサー戸島龍太郎