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健康けっこう!調べ隊

2024年9月7日(土)OA

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天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

9月7日(土)のテーマは「自律神経とは...」。
日常会話でよく耳にする「自律神経」。みなさんはこの神経がどのような働きをもっているか、ご存じですか?今回はその仕組みを天使大学客員教授の武藏学先生が解説してくれます。自律神経を一言で表すと「呼吸や心拍、消化など、人間が日常生活を送るうえで意識と関係なく動いている神経のこと」。詳しく紐解くと、自律神経には、交感神経と副交感神経のふたつがあり、無意識のうちにバランスを取りながら働いています。交感神経は活動・緊張モードで、活動や緊張時に心拍や呼吸数を上げたり、体内でエネルギーを出したりする働き。一方の副交感神経は休息モードで、体の中を落ち着かせる働きを持っています。暑いときに汗をかくと体温が下がることは、これまでも「健康けっこう調べ隊」のコーナーで学んできましたが、実はここにも自律神経が大きく関係しています。そもそも人間は、外気温の高低に関わらず36℃から37℃の体温を保つために、ものすごいエネルギーを使っています。「無意識のうちに私たちの体の中をベストにコントロールしている」これこそが、自律神経の働きです。
 就寝前にブルーライトを見るのは「良い睡眠の妨げになる」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?これは自律神経に影響を与えてしまうからです。脳に位置する視交叉上核(しこうさじょうかく)と呼ばれる神経核は、人間(哺乳類動物)にとって睡眠と行動や内分泌などの体内時計(※生物時計)の機能をつかさどっています。朝起きて朝日を浴びると「1日がはじまる!」ことを脳が認識して信号を出します。しかし、就寝前にブルーライトを見てしまうと副交感神経が体を休ませるための信号を出しているのに、体内時計が昼間だと勘違いしてしまって交感神経が活性化して眠れなくなってしまいます。これは「自律神経の乱れ」です。
 人間が日常生活で繰り返す「活動・緊張・休息」。これを調節している自律神経を乱さないためには、①規則正しい生活②適度の睡眠③3食をきちんと摂る④適度な運動と入浴などのリラックス。これら実践することが大切と武藏先生は話します。
番組では、皆さんの健康に関する疑問や質問を募集しています!
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