2017年12月2日(土)放送
えりも町の"マツカワガレイ"
食のチカラ~菊地友弘のうまいもの見つけ隊(たい)~
菊地アナが道内各地を巡って"旬"を紹介する特集です。
漁船に乗ったり、畑で収穫をしたり、料理をしたり‣‣‣
北の"旬"ウォッチャーとしてお邪魔したマチのみなさんと
触れ合いながら道産食材の安心・安全を伝えていきます。
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今回のテーマは、えりも町の"マツカワガレイ"です。
マツカワはえりも町から函館・南茅部までの
太平洋沿岸で水揚げされる高級魚です。
この道40年の漁師の方が"別格"という
その味わいから鰈の王様と呼ばれています。
今回、船上19時間の過酷な漁に同行しました。
マツカワの漁は魚の通り道に網を仕掛ける
刺し網。大きいものは体長80㎝にもなります。
マツカワは1990年代前半に漁獲量が激減
したことから"幻の魚"と呼ばれていました。
その後、2006年から漁協や地方自治体が中心となって
稚魚放流事業を実施した結果、見事、資源回復しました。
今では35㎝以上のマツカワを鰈の王様"王鰈(おうちょう)"
と名付けてブランド化にも成功しています。
えりも漁協の直売所でもマツカワは特別な存在。
鮮度にこだわり唯一、生簀で販売しています。
地元の寿司屋を訪ねてマツカワを堪能しました。
35㎝以上のマツカワのブランド"王鰈"は
全国各地に出荷されています。この機会に
是非、新鮮なマツカワガレイをご賞味下さい。
今回もお忙しい中、取材にご協力いただいた
みなさん、ありがとうございました。
次は、あなたのマチにお邪魔します。