2022年1月15日(土)放送
食のチカラ 根室市・歯舞の寒真だら
北海道沿岸では「寒真だら」がとれているんです。
冬の今は、オスの魚に「真だち」が入っているので、
今が旬。食べ頃ですよね!
その寒真だらは、どんな漁をして海からあげるのか。
それを確かめに、産地の根室市歯舞の港を訪ねました。
この日は、30箱・およそ150匹の寒真だらを水揚げしました。
多い日は、2500匹も取れることがあるそうです。
根室の"たら"は身がしまっているから美味しいんだそうです。
鍋でもフライでも大丈夫です!
水揚げされた寒真だらは、すぐそばにある市場でせりにかけられて、
全道各地に向けて送り出されました。
ここからは、おいしい寒真だら料理を料理研究家の坂下美紀先生に作っていただきます。
坂下「この時期は身がしまっていて脂が乗っていてふっくらしていて
煮ても良し焼いても良し揚げても良しどんなメニューにもぴったりです」
今日は『寒真だらのガパオライス風』を教えて頂きます。
真だら、玉ねぎ、ピーマン、赤いパプリカ、オイスターソース、ナンプラー、後はご覧の材料です。
玉ネギは、粗いみじん切り、ピーマン、パプリカは1センチ角に切ります。
フライパンにオリーブオイル、にんにく・しょうがを入れて炒め香りが出てきたら玉ネギを入れます。
ちょっとしんなりしてきたら"たら"をドーンと入れます。
酒を入れフライパンの中で骨、皮を外しながら粗く崩して炒めます。
ピーマン、パプリカ、そしてオイスターソース、ナンプラー、みりんを加えて、こしょうで味を調えます。
ご飯を盛って具をのせ目玉焼き、バジル、紫玉ねぎの薄切りライムを添えて完成です。
次は、『寒真だらとブロッコリーのマヨネーズあえ』です。
たらのふわふわの食感とブロッコリーの食感がとても相性がいいんです。
真だら、ブロッコリー、レタス、マヨネーズ、ケチャップ、あとはご覧の材料です。
"たら"は一口大に切り、塩と酒をかけておきます。
"たら"の水気を拭いて、かたくり粉を薄くまぶします。
フライパンにオリーブオイルを熱し、焼いていきます。皮目の方をしっかり焼きます。
7割くらい焼いて焦げ目がついて、ひっくり返して残りの3割を焼くイメージです。
坂下先生によると、ちょっとカリッとしてた方が食感が良くておいしいということです。
合わせ調味料に粗熱が取れたたら、茹でて子房に分けたブロッコリーを入れ絡めます。
レタスを敷いた器に盛り付けピーナッツ・パセリを散らし出来上がりです。
ユリエのイチオシは、根室市歯舞の真だら!