2022年2月19日(土)放送
今、石狩の浜で北海道に春を告げる魚「にしん」が取れています。
産卵のために押し寄せてくる「にしん」は、 身の脂乗りはもちろん、メスには数の子も入っています。
まさに今が旬。食べ頃ですよね!
そのにしん漁、どんな漁なのか。確かめるために産地の石狩の港を訪ねました。

石狩市は、人口58,000人あまり。札幌市のベッドタウンとして発展しました。
かつて石狩の浜は、にしん漁で沸き返っていました。
全国からやってきた男たちは「ヤン衆」と呼ばれ今のお金にして、ひと晩で150万円以上も稼いだとか。
昭和の中頃ににしんは姿を消しましたが、近年、少しずつにしんが浜に帰ってくるようになってきました。
港では、出漁の準備が行われています。今回お世話になる秋雅士(あき まさし)さん。
石狩で40年以上も漁師を続けています。


かごには、美しく輝くにしんがびっしりと入っています。
作業場では、出荷の準備です。水揚げされたばかりのにしんを一匹一匹手作業で網から外します。
にしんは、外見でオスとメスの区別が難しいため一匹ずつお腹を絞って確認します。
ここからは、にしんを使った美味しい料理を料理研究家の坂下美樹先生に作っていただきます。
にしんには、血液をサラサラにすると言われてるEPAや記憶力を高めると言われてるDHAが豊富に含まれているんです。
この脂ののったこの時期ぜひ食べたいですよね。
【にしんと根菜の韓国風煮込み】
にしん2匹、ダイコン300g、ニンジン60g、ゴボウ1本、ショウガ薄切り2枚、
長ネギ1本、ごま油適量、水適量、砂糖大さじ1、酒大さじ2、
味噌大さじ1、しょうゆ大さじ1、コチュジャン大さじ2、糸唐辛子適量
切ったにしんに熱湯をかけ湯引きします。
ごぼうは皮をこそげ5センチの長さに切り水につけてアク抜きし
大根は1センチの厚さの半月切り、にんじんは輪切りにし下茹でします。
フライパンにごま油を熱し下茹でした野菜を炒めます。
水・酒・砂糖を加えて熱が入るまで煮ます。
にしん・しょうがを加えアクを取りながら煮ます。
にしんにしっかり火が入るように煮汁をかけながら煮ます。
味噌・コチュジャンを加え汁気が少なくなるまで煮込みます。
ねぎを加え、しょうゆで味を引き締めて香りを付けます。
器に盛って糸唐辛子を添えて完成です。

【にしんの衣揚げ・だしあんかけ】
フワフワのにしんの身にカリッとした衣を付けてしょうがたっぷりの
アンをかけて寒い日にぴったりな一品です。
にしん2匹、酒・塩適量、小麦粉1カップ、卵1個、揚げ油適量、
大葉5枚、長ネギ(白い部分)10cm
にしんはうろこ・頭・内臓を取り良く洗って3枚におろし腹骨を取ります。
このひと手間が美味しく仕上がる秘密。これで少し食べやすくなりますよ。
新鮮な白子も入っている場合は一緒にあげていきます。
にしんに塩・酒を賭けておき水気を切って小麦粉をふり
衣をつけて170度の油でカリッと揚げます。白子は、火が通りやすいので後から入れます。
だし汁・しょうゆ・みりんを合わせ煮立てショウガを加え水溶き片栗粉でとろみをつけます。
にしんを器に盛りアンをかけ白髪ねぎ・千切りの大葉を添えて完成です。

小俣のイチオシは、石狩のにしん!













