2023年3月18日(土)放送
食のチカラ 知内町のかき
「食のチカラ うまいもの見つけ隊」のコーナー
NORDの安保卓城さんが初めてこのコーナーを担当です。
かきの産地・知内町で漁師さんに密着してきました。
卓城「知内町に到着しました。雄大な海が広がっています。
今回ご紹介するのは、津軽海峡で取れるかきです。
かき漁師歴31年の西山徹(とおる)さん。
食のチカラでは2017年からお世話になっている
もうレギュラーと言ってもいいような方です。」
卓城「おー、来た、すごいいっぱいついてる、わー、長い、すごい来ましたよ。
うわー、こうやってついてるんだ!」
揚げているのは、2年貝。
長さ6メートルのロープに400個前後のかきがついています。
西山さんが、かきを剥いて見せてくれました。
卓城「すごい、プルップルですよ!知内のかき大きいですね。これは立派だ」
港に戻るとすぐに「殻付き用」と「むき身用」に選別作業です。
西山さんが、案内してくれたのは漁協の施設。
洗浄したかきは浸透地下海水を紫外線殺菌したものに48時間以上つけ、
殺菌して安全な状態で出荷します。さて、その味は・・・。
こちらは、西山さんのお母さん。かき剥きのレジェンドです。
卓城「一日でどのくらいむいているんですか?」
西山さんのお母さん「2000~2500」
卓城「1日に2000も剥くんですか?職人の技ですね」
西山さんのお母さん「そうですね。みんながおいしいと食べてくれるかなと思って」
西山さん「30年やってきたけど毎年状況が違うので本当に難しい。
養殖業は、育てるから手をかけた分だけいいものができる
やっぱりおいしいという言葉が一番励みになる。
やっててよかったなと思うし是非食べてくれとこっちも言いたいし。」
ここからは料理研究家・坂下美樹先生です。
【かきとアボカドのねぎ塩ソテー】
かきの下処理をしていきます。
水気を切ったかきに片栗粉をまぶし塩水でもみ洗いします。
2・3回水を取り替え洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
アボカドの皮を剥いて2㎝角に切ります。
ネギをみじん切りにしてください。
かきは、塩・こしょうで下味をつけ、片栗粉をまぶします。
フライパンでごま油を熱し、香りが出てきたらかきを入れて焼きます。
身がふっくらしてきたら一端取り出します。
ごま油を足し、みじん切りにした長ねぎとおろしにんにくを炒め
アボカドと切ったパプリカを加え炒めます。
かきを戻し入れ塩・こしょうで味を調えます。
器に盛り、パクチーを乗せて完成です。
【かきのカルボナーラ】
カルボナーラソースを作って準備してください。
粉チーズを加えよく混ぜます。
鍋にお湯を沸かし、塩を加えスパゲッティをゆでます。
大急ぎでこの間に具材を準備します。
主役のかきは4個くらいを刻みます。
よりソースにうまみを出すために刻んでおきます。
フライパンにオリーブオイル、にんにくのみじん切り、
細切りにしたベーコン、刻んだかきを加え炒めます。
刻んでいないぷりっとしたかきを加えていきます。
表示の茹で時間より1分早くあげたスパゲッティを具材と軽く混ぜ、
カルボナーラソースに入れます。
最後の仕上げ・・・塩・こしょうで味を調えて完成です。
卓城のイチオシは、知内のかき!!