2023年10月7日(土)放送
ネコテンリサーチ 飲みたいのはどっち?
onちゃんアプリを使って、皆さんがお住まいの地域の季節感を調査しています。
皆さんの貴重なご意見は生放送の一度きりのOAだけではもったいないと思い、
ブログにまとめて記録を残しています。
OAでは尺の都合上、語り切れなかった内容も紹介したいと思います。
写真は暑そうな人(金子)と、寒そうな人(ルナさん)のイメージです。
今回のテーマは「飲みたいのは?」
①まだアイス
②もうホット
の二択で募集しました!
このテーマは実は、5月下旬頃にも一度聞いています。
その時はホットからアイスに変わる時季でしたが、
今回はアイスからホットに変わる時季として聞いてみました!
今回の集計期間は9/30~10/4。
応募総数は3121件。
皆さんのご協力ありがとうございました!
季節の歩みがゆっくりで9月も暖かい日が続きましたが、
9月下旬以降、最近はグッと冷える日も増えてきました。
気になる結果は...
②もうホットになった人が過半数でした。
約60%の人がもうホットに変えたという結果でした。
札幌市バンビさん
「あんなに暑かった夏が嘘のようにすっかり秋の空気になってきたなあと思います。」
紋別市ぴーちゃんさん
「寝る前のホットミルクが美味しい季節にもなりましたね。」
といったコメントが寄せられました。
上川・留萌、十勝、オホーツクでは
もうホットの割合がほかの地域より多くなっています。
内陸部の地域ほど放射冷却によって朝の気温が低くなりやすいので、
もうホットになっている人が多いのかもしれません。
逆に①まだアイスという人は約40%。
札幌市けんけんさん
「動いたら汗かくからまだ冷たい方がいい!」
同様のコメントがまだアイスという人から多く届きました。
ホットかアイスかには気温が大きく関係しています。
ウェザーニューズが行った調査によると、
アイスかホットかの切り替えは気温19℃が境目になるそうです。
19℃以上ではアイスが多く、19℃未満ではホットが多くなるようです。
道内の10/4までの10日間の平均気温を調べたところ、
高い所でも室蘭で18.7℃、低い所だと旭川の15.4℃となり、
どの地点でも19℃を下回っていました。
札幌や室蘭、函館はちょうどアイスとホットの切り替え時季と言えそうです。
旭川などほかの地点は9月下旬には平均気温が19℃未満だったので、
その頃からホットに切り替えた人が増えていたかもしれません。
いよいよ道内も氷点下になる地点が出てきました。
秋が一気に深まるので、
ホットの飲み物で体を温めてお過ごしください。
気象予報士 金子竜也