2023年10月14日(土)放送
食のチカラ 北海道産秋鮭&新米
今回の食のチカラは北海道産秋鮭と新米です。
秋鮭は釧路町昆布森から髙橋まりもさんが、
新米は奈井江町から大野ユリエさんがレポートします。
まずは新米。
札幌と旭川の中間にある空知地方の奈井江町です。
たわわに実る黄金色の稲穂が広がる北海道を代表する稲作の産地です。
大関さんは、農家の3代目。約40ヘクタールの畑で稲作を中心に作っています。
中でも北海道のブランド米「ゆめぴりか」に力を入れている生産者です。
そして「ゆめぴりか」を高品質でおいしいお米を作っていこうと
道内7地区の生産者さんによる協議会やJAなどで構成された
「北海道米の新たなブランド形成協議会」の会長を務めています。
大関さん「12・3年前にゆめぴりかが登場して一口食べてから印象が強烈で
こんなおいしい米が作れるんだったら作っていかなきゃならないと思ったし、
協議会を立ち上げて全道の生産者みんなでチカラ合わせて作って行こうと取り組んでいる」
非常に北海道の夏が暑かったので収量も品質も今一つちょっと残念な年です。
今年のゆめぴりかは、非常に苦労したんですが非常においしいゆめぴりかに仕上がっています。
ぜひとも今年の新米を味わっていただきたい」
ここからは北海道産の秋鮭です。釧路町昆布森に行きました。
ここからは、旬の秋鮭と新米を使った料理をご紹介します。
料理研究家の坂下美紀先生と「はらこ飯」を作っていきます。
鮭の煮汁でご飯を炊いて鮭とご飯を一緒に味わえる
宮城県の郷土料理なんです。
材料はこちらです。
鮭は、塩を振り10分置き水気を拭きとります。
臭みを取って旨味を凝縮させます。
鮭の骨を取り、3等分に切ります。
鍋に調味料を入れ加熱して砂糖が溶けたら出汁を入れ鮭を加えて4~5分煮ます。
鮭を取り出し、残った煮汁に水を足し2カップの量にします。
鍋に洗ってざるに上げておいた米を入れ煮汁を加え鮭を並べ蓋をして加熱します。
中火で水気がなくなったら弱火にして10分加熱し10分蒸らします。
蒸らし時間が終わったので開けてみます。
ご飯がほんのり色付いて鮭の旨味がたぷり染み込んでいます。
ものすごくいい香りがします。おいしそう。
いくらをのせ、小ねぎを散らし完成です。