2023年12月2日(土)放送
ネコテンリサーチ あなたの防寒レベルは数字で何%?
onちゃんアプリを使って、皆さんがお住まいの地域の季節感を調査しています。
皆さんの貴重なご意見は生放送の一度きりのOAだけではもったいないと思い、
ブログにまとめて記録を残しています。
OAでは尺の都合上、語り切れなかった内容も紹介したいと思います。
最低気温-5.6℃の朝は耳当て、マフラーなど必須です。
今回のテーマは「あなたの防寒レベルは数字で何%?」
①100%
②約80%
③約50%
④約20%
の四択で募集しました!
強い冷え込みや激しい雪、そして風に晒されることが増える北海道の冬。
自身の最大限の防寒を100%としたら、どのくらいまで防寒していますか。
今回の集計期間は11/25~11/29。
応募総数は3003件。
皆さんのご協力ありがとうございます!
イチモニのOAでは外にいる時間が長いので、すでに80%を超えた気がします。
見えていないと思いますが、上は5枚くらい重ね着しています。
そこにカイロを使ったりズボンを重ね着したら100%かなと。
道民の皆さんはどうでしょうか。
②約80%や③約50%という回答が多くなりましたが、すでに①100%になっている人も。
・石狩市 たけさん ①100%
「ベンチコート、帽子、手袋、マフラー、下着、靴!!!完璧です。」
と、準備万端という方もいらっしゃいました。
・旭川市 Mr.オクラさん ②約80%
「極寒期に向け年内は80%で抑えておきます。」
真冬に向けて、まだ100%にはしていられないという意見や
・幕別町 だんごさん ③約50%
「まだまだ序の口です。-10℃以下で80%、-20℃以下で100%。」
十勝の方は寒さへの耐性が強すぎる意見も(笑)
グラフをよく見ると地域差がありました。
道北や道央など日本海側の地域は①や②が多く、防寒レベルが高いのに対し、
道東や太平洋側の地域は③や④が多く、防寒レベルが低かったです。
道東の方が冷え込む印象があるので、意外な結果でした。
・釧路市 ゆうさん ③約50%
「積雪していないので、まだスニーカーで歩いてます。」
ということで、雪の量を調べてみました。
11月下旬に降った雪の量です。
札幌で21㎝、旭川で57㎝と日本海側で雪が降りました。
雪が降った地域ほど防寒レベルが高くなっているのが分かります。
逆に防寒レベルが低かった道東では雪はほとんど降っていませんでした。
ただ寒くなるだけでなく、雪が降らないと
道民の防寒レベルが上がらないことが分かりました。
いかに、道民の生活が雪に左右されているかが現れた
面白いリサーチだったのではないでしょうか。
これからが冬の本番。
無理な我慢をせず、暖かくしてお過ごしください。
気象予報士 金子竜也