2023年12月16日(土)放送
食のチカラ サロマ湖のかき
今回は「食のチカラ」初挑戦の竹林みちあきくんが行ってきてくれました。
みちあき「今が旬のかきを紹介します。
産地のひとつ、サロマ湖のある湧別町に行ってきました。
漁師さんに密着していろんなことを体験したり、いろんなことを教えてもらいました。
もちろん「かき」をいっぱい食べてきました。
サロマ湖は、オホーツク海と接していて海と川の水が混ざり合う汽水湖としては日本最大です。
今回、お世話になる石本渉(いしもとわたる)さん。漁師歴25年、サロマ湖の漁師の4代目です。
石本さんは、サロマ湖に15か所の養殖施設をもっています。現在は、息子の丈人(ひろと)さんと二人で漁を行っています。
翌朝、石本さんの作業場を訪ねました。
石本さんの家族5人が、一つ一つ手に取り身に傷がつかないように丁寧に作業をしています。
朝5時から休憩をはさみながら夕方の4時まで一日で80キロのかきを剥くんだそうです。
剥いているかきは、水揚げ後に水中で着いた汚れなどをきれいに落とし、
紫外線とオゾン殺菌された海水に24時間以上つけて殺菌したものです。
ここからは、旬のかきを使った料理をご紹介します。料理を作っていただくのは、坂下美樹先生です。
【かきの香り春巻き】
材料はとてもシンプルなんですけど香りの野菜とかきの旨味、磯の香りの海苔を使って簡単で美味しい春巻きを作ります。
かきは、水でさっと洗い、水気をしっかり拭き、塩・こしょうをして軽く小麦粉をまぶします。
春巻きの皮は裏と表があるのでつるつるの方が外側になるように。
皮の上に切った海苔、千切りにした長ねぎとしょうが、そしてかきを乗せます。
空気を入れないようしっかりと2回くらい巻いて、両脇を空気を入れないようにしっかりと巻いていきます。
巻き終わりのところに小麦粉を水で溶いたものを塗り、はがれないようにとめます。
きれいに巻ければ、170度の油で揚げていきます。
いい色がついてきたらひっくり返します。
両面いい揚げ色がついてきたので上げていきます。 きれいなきつね色ですね。
パリッと上がって中のかきがどんなふうになっているか楽しみです。
辛子しょう油を添えて完成です。
みちあきのイチオシは、サロマ湖のかき!