2024年2月17日(土)放送
食のチカラ 北海道産にしん
食のチカラ。今回ご紹介するのは、春を告げる魚・にしんです。
にしんの雌雄は見た目では漁師さんでも分からないんだそうです。
お腹を押して白子か数の子のどちらが入っているかを確かめるんです。
今回は、産地のひとつ石狩市の漁師さんを訪ねました。
ここからは料理研究家・坂下美樹先生に教えてもらいます。
材料は、こちらです。
にしんの尾から頭に向かって包丁の背を使ってうろこを取り、水洗いします。
水気を拭いて頭を落とします。
お腹を開き数の子や白子を取り出し、内臓を取って塩水で洗います。
血合いの部分は、切り込みを入れておくと洗いやすくなります。
魚は海の中にいるから塩水のような同じ環境の中で洗ってあげると
うまみも逃げなくてとてもおいしくいただけます。
にしんを三枚におろし、腹骨をすきとり、背ビレを落とします。
骨切りをします。これすることで食べたときに骨があっても気にならなくなります。
身を半分に切って、臭みを消すためヨーグルトの上澄み液に漬けて15分ほど置きます。
(*お酒でも可)
水気を拭いて塩・こしょうをします。
フライパンでオリーブオイルを熱し皮目の方から両面焼きます。
いい焼き色です。にしんをいったん取り出します。
卵にチーズを加え溶いて、先ほどのフライパンの余分な油を拭きとり、
オリーブオイルを足し、流し入れ焼きます。
にしんをのせ卵で包みます。
トーストしたパンにマヨネーズ、マスタードを塗り
レタス・トマト、そしてニシンをのせます。
マリネにした玉ねぎ、パンをのせ紙で包みます。
続いてはこちら。
うろこをとって、頭と内臓を取り、塩水で洗ったにしんに塩を振り、30分冷蔵庫でおきます。
水気を拭き、切れ目を入れ、刻んだ山椒をふり、グリルで焼きます。
ルナのイチオシは、北海道産にしん!