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グッド!モーニング
ひっそりと時を抱えるようにたたずむ町で悠久(ゆうきゅう)の舞に出会いました。 城下町だった松前には日本最北の神楽(かぐら)を受け継ぐ人々がいます。 松前神楽の起源は1674年といわれており、33の舞が伝えられています。 神楽の里には様々な郷土芸能も踊りと共に受け継がれ、桜の開花が進む頃から、 町は祭り一色に彩られます。古(いにしえ)の音色が、300年前の時代の香りを 今に伝えています。
江戸末期、松前では穫れたニシンを袋間(ふくろま)と呼ばれる岩場に集めたといいます。 そして、明治になると松前城から切り出した石で波止場作りが始まります。 これによって大型の北前船が入港し、松前港での交易はますます盛んになり、華やかさに彩られました。ここから生まれた石積みの防波堤は、その後、函館の港湾施設建設に生かされ、「日本土木史上の驚異」といわれる小樽の「北防波堤」に結びつきました。 先人達の知恵と志が忘れられることなく、今もなお残っています。
古くは北前船の交易で栄華を極めた松前。
海の恵みから生まれた昔なじみの特産物が、今もこの町を潤します。
スルメと昆布を醤油と酒に漬けた松前漬けは、古くからの保存食。
また、松前沖に生息していた鯨肉を野菜と一緒に煮込む使った郷土料理は
今もこの地方の伝統料理として多くの人の舌を楽しませています。
裕福な家庭に育った、男爵・川田龍吉は早くから留学経験があり、進取の気風に優れていました。20世紀初頭には日本で初めてのオーナードライバーになったとも伝えられています。
龍吉は函館ドック再建のために訪れた道南の地で近代農業に着手。留学先のスコットランドで知った味をジャガイモで再現しようと努めました。
北の名産「男爵いも」がここに誕生したのです。
裕福な家庭に育った、男爵・川田龍吉は早くから留学経験があり、進取の気風に優れていました。 20世紀初頭には日本で初めてのオーナードライバーになったとも伝えられています。 龍吉は函館ドック再建のために訪れた道南の地で近代農業に着手。 留学先のスコットランドで知った味をジャガイモで再現しようと努めました。 北の名産「男爵いも」がここに誕生したのです。
フランス人修道士ジェラル・プーリエが明治29年に創立したトラピスト修道院。 女人禁制の修道院の中で、神とともに生きる人々の祈りと労働の日々は今も変わることなく続いています。修道院は農業にも変革をもたらしました。 創立後まもなくオランダから輸入したホルスタインは道南一帯に広がり、「酪農王国」北海道の一翼を担うことになったのです。修道院の前庭の石碑には詩人・三木露風の詩文が刻まれています。露風はここで日本文学を教えていました。「赤とんぼ」「野バラ」の歌詞はトラピストでの体験をもとに生まれたと言われています。 静寂に満ちた赤レンガ造りの建物。そこに立つと、歴史を駆けていった人々の足音が聞こえてくるようです。
140年前にドイツからやってきた青年が植えたブナの苗木、そして彼が栽培したりんごや
洋梨、サクランボやグズベリが日本で初めての果樹園となりました。
彼の名前はリヒャルト・ガルトネル。函館奉行の招聘で来日し、植樹を進めました。
ここ、七飯町には、大きな実を結んだ異国の青年の夢が今も息づいています。
歴史と文化を誇る港町・函館。近年はその歴史的建造物も過去の面影を失いつつあります。歴史の中に分化が薫る函館西部地区の「まちづくり」のグループは未来像を描くために過去を捨て去りはしませんでした。
町を愛する思いから、歴史を紐解き、今に融合させるべく活動を進めています。
地元に暮らす人々の熱い思いに明かりを当てます。
坂との港町、函館はまた、風の町でもあります。
明治22年に完成した元町配水場工事の指揮を執った平井晴二郎は、国際貿易港として水道整備に急を要していた函館の救世主です。山から引いた「水の道」が「風の町」函館を火災から守ってきたのです。
こんこんと湧き出す水は今も変わることなく函館の歴史的町並みを潤しています。
江戸末期、箱館の町の礎を築いた功労者と言われる高田屋嘉兵衛。
1本マストの北前船で一大海運業者となった嘉兵衛は、その後、幕府の命を受け、千島方面の航路開拓に乗り出し、北洋漁業の先駆者となりました。
船に賭けた嘉兵衛の夢。その志は今なお船大工の技と誇りの中に生き続けています。