ハンター報酬問題 北海道知事が国に人員や財源確保要望へ クマ駆除辞退する猟友会も 市町村によって格差
2024年 5月24日 19:54 掲載
北海道奈井江町で、報酬が低いことなどを理由に猟友会がクマの駆除に参加しないとしている問題で、鈴木知事は国に財政支援を要望する考えを示しました。
北海道猟友会砂川支部の奈井江部会は、ハンターの不足や報酬が不十分などとして、クマの駆除や見回りなどに参加しないことを奈井江町に伝えています。報酬額は市町村と猟友会が個別に協議して決めていて、市町村によって「報酬の格差」が生じています。
鈴木直道知事:「出動にあたっての適正な単価の設定などについて、地域の実情についてもお伝えをしながら、市町村とも連携をしながら国に要望していきたい」。
鈴木知事は24日の定例記者会見で、クマの駆除に向けた人員や財源の確保に対する支援を国に要望する考えを示しています。
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