ドラレコで発覚 路線バスの運転手が客から受け取った運賃およそ10万円を着服し懲戒解雇処分 北海道・胆振
2025年 4月18日 14:58 掲載

道南バスの運転手が、乗客から受け取った運賃およそ10万円を着服していたことがわかりました。勤務態度を調査するためドライブレコーダーを確認したところ、発覚したということです。
道南バスによりますと、胆振管内で勤務していた路線バスの男性運転手は1月から4月までの間、客が直接運賃箱に入れるべきバス賃を手で受け取り、およそ10万円の運賃を着服していました。
今月、道南バスが勤務態度の調査のため車内のドライブレコーダーを確認した時に、男性運転手の不自然な行動が見られ発覚したということです。
男性運転手は着服を認め、着服したおよそ10万円を返金しています。
運転手はすでに懲戒解雇処分となっていて、バス会社が刑事告訴する予定はないということです。
道南バスは「今後このようなことが二度と発生しないよう法令遵守と服務規律の徹底に努め、地域の皆様への信頼回復に向け、社員一丸となって全力で取り組む」としています。