北海道近海と北方領土周辺でロシアが射撃訓練実施へ 日本は抗議 北方領土周辺の「無害通航権」停止に続き
2025年 4月18日 17:43 掲載
ロシアが今月17日から22日まで、北海道近海や北方領土を含む海域で射撃訓練を行うと通告し日本政府が抗議していたことが分かりました。
林芳正官房長官)
「北方四島におけるロシアによる軍備の強化は、北方四島に関する我が国の立場に反するものであり、受け入れられない旨を抗議をいたしました」。
ロシア水路当局は17日、北海道近海や国後島、色丹島、歯舞群島近くの北方領土を含む海域で22日まで射撃訓練を行うと航行警報を出しました。ロシアは、16日にも北方領土の周辺海域で他国の船舶の「無害通航権」を停止すると通告し、日本政府は外交ルートを通じて抗議していました。
一方、ロシア側は17日、陸上自衛隊が6月ごろに日本国内で実施予定のミサイル発射訓練について抗議してきたということです。
今回の射撃訓練の通告との関連は分かっていません。