クマに母を襲われパニック? 子ウマが7キロ離れた小学校に… 函館の小学校でウマ確保 けが人なし
2025年 4月18日 18:48 掲載
軽トラックの荷台に乗せられた1頭のウマ。周りを警察官に囲まれ、物々しい雰囲気が漂っています。
前田愛奈記者)
「現場は小学校の敷地内です。いま体育館の裏に馬がいます」。
函館の小学校でウマが確保されたのは、午後3時ごろ。一体、どこからやってきたのでしょうか?
ウマが飼われていたのは函館空港に近い牧場です。最初に目撃情報があったのはそこからおよそ7キロも離れた住宅街・陣川町です。「茶色の小型のポニーがいる」と警察に通報がありました。
ウマはさらに1キロほど移動。小学校の校庭で草を食べるなどしていたところ、午後3時ごろ、飼い主の男性によって確保されました。
それにしてもウマはなぜ、逃げ出したのか。先ほど、飼い主が取材に応じました。
ウマの飼い主)
「親ウマが(クマに)やられて(子ウマが)どっちに行っていいかわからなくなり逃げた」。
(Q:親がやられたのは?クマに?)
「クマにやられた」。
(Q:クマにやられたのはいつ?)
「おとといだ」。
母親がクマに襲われショックを受けたことがきっかけとなったウマの脱走。市によりますと、けが人はいないということです。